屍姫/ライドバック/みなみけ、+α

屍姫 玄10話。そして地獄の釜の蓋が開くの巻。今までゴタゴタとこの町で悪さをしてきたのはケガレを寄せて屍の発生を促すためであり、そこに大事故で死体連発によって屍大発生…というシカケ。誰がどう考えてもほぼこの世の終わり、少なくとも関東終了に近い状況なんだが、事態の発生から時間が経っていないせいかまだ「何とかなるン違うか」てな雰囲気で語られてはいる。…なるんかなあ?


夜の孤児院にわさわさと屍どもがやってくる辺りはゾンビ映画のテイストがあってなかなか。ちうか、もっとそういう雰囲気があってほしいとこではあるな。状況のメチャクチャさに比べ、イマイチ描写が喰い足りない嫌いが無いでもない感じ。ま、それは次回以降かしら。


とか言うてたら総本山の奥底に眠るラスボスアイテム的な何かが発動しまして屍姫たちは一気に機能不全。あれはアカシャさんの屍の成れの果てかな? 引きは上手いが、さて。


RIDEBACK・10話。なんか平和な連中が学生デモをヤりますよ、って段階でもう不穏な展開が見えるのだけれど、細かい要素がちょいちょいと積み重なってゆくたびにその雰囲気は濃厚となってゆく。不安がりつつ悪ノリしつつ明るく事情を掴めていないメガネすずりさんが単独脱走することで、ああこれはもう、と見ている人々全員(劇中/アニメ視聴者の区別無く)感じたことだろう。


それにしてもあそこまで決定的に生々しい死を置きにくるとは、流石に原作つき作品ではある。重機並みのパワーで頭部強打してバッシャァァ、ですもんな。作品/登場人物の転向点になるに充分なイヴェントであり、これを支点に物語は不可逆な方向へと流れてって戻らないのであろう。…こうなると、あの大学メンツの甘ったるさが対比としてかなり効果的に見えてくるなあ。三木眞の人の薄っぺらさの印象はそのまんまですけどね。


みなみけ おかえり11話。バンアレン帯デーの季節だけど、そのエピソードはケツに一つのみ。ラヴラヴ的に猪突猛進なキャラの多いこの作品だし、全編チョコ話にでもなるかと思ってたんだけどね。いや、別にゼヒそうして欲しいっちうワケでもありませんが。


てことで基本的には空回り恋愛少女のリコさん担当話。と見せかけて、こういう状況下では必ず貧乏くじを引いてしまわざるを得ないメガネケイコさんの主役話、っちう方がエエかな。周囲がみんな我とキャラの強い人たちばっかりなので、こういうダウナーな常識人さんは便利に犠牲となってゆくワケだ。もっとつねられちゃえ。困り顔しちゃえ。割とファンです、そういう立ち位置の人。あと、一瞬見えたリコさんのちちが豊満で美しかったのが意外…でもないか。あとあと、個人授業というか青い体験というか、そんな雰囲気のイメージシーンはマンドリンなのね。よーし。


●てことでおまけ。みなみけロゴ見つつ「これそのまんま引っくり返してもイケそうやな」とか思ったのでそのようにしました。回転対称みなみけロゴもどき。

…誰かGIFのアニメでくるくる回してみるとよいだろう。ワシはアニメツール何とかするとっからしてめんどくさいのでやりません。


●ちうか、私信。文字移植様…いやいやいや! そんなワシ如きヘッポコ者、「アンビグラム作家」てな大層なモンと違いますェ! 第一ワシとそれ以外のお三方と釣り合いが取れてない過ぎる! …えーと、でも、あの中においてダンバインロゴを採用していただいたのは何やらオイシイなー、とか思ったりしました。うへへへ。


●さらに追記。マ猫の人に早速くるくるしていただきました。わあ感謝。ホンマにやってくださる人がいらっしゃったとは。わあ。
http://usagidon.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-b15c.html