ザ・ファブル

ザ・ファブル・4話。さあ せんとうかいしだ。 ってとこで次回に続くというあざっといヒキからの今回。アキラさんはあっという間にカマセのデカブツを無力化し、それ見て危機感で銃を向ける若頭に「ちょっと落ち着け」とばかりに喋る言葉がキッチリ標準アクセントになってんのが判りやすい。結局よく判んないままこの街の脅威ではない…のか? という一応の判断を経て、手打ちに至る…と。海老原さん、当然アキラのような殺しの天才では全くないが、大阪の一つの街を仕切る若頭として充分な人間的奥行きがある…それはヤクザとしてのものだけれど…ってのがちゃんと表現されている。面白いね。一方で舎弟のクロさんは「スゲエ…殺し屋てホンマに居てんのんか…」つってんのがすごくリアルだわ。まあ、そうだよねえ。

一方のヨーコ/高橋組は平和です。イケそうな雰囲気を感じて「タクシー→電車→歩き」とリソース削ってって、結局許容量オーバーの酒でクソ醜態晒してる高橋くんがとてもいじらしいと思った。酒にうわばみのヨーコさんはこういうへっぽこ男性を酒で翻弄して賞翫するのが趣味なのね。…いい趣味してんな! 沢城先輩はいい演技してんな!

花澤香菜のミサキさんが正式に紹介される。ヤクザとは縁のない世界にいる苦労人女性とのことだが、何故か若頭は素性をよく知っており、その上で接触せず陰ながら応援せんかいボケ、というけど…じゃあなんでカシラはミサキさんのこと知ってんだろうね。誰かの身内か何かかしらん。ま、話の都合上、このあと濃厚に接触しちゃうんだろうけども…。オンビンであればいいけどなあ。