近所のインドカレー屋

●近所にインドカレー屋が多すぎるのは前にも書いたが、一番新しい店舗には何だかんだでたまに行っている。ハイボール99円はサービス期間終わって無くなったのが残念だけどね。カレーよりもマトンビリヤニとかケバブライスとかそういうのを食べに行くことが多い。ビリヤニ、注文して5分ちょいで出てくるから作り置きをあっためて出してんだろうけど、まあ別においしく食べてるので問題はない。ていうか、正直ビリヤニの正解をよく知らない。なんせ今まで喰ったビリヤニで一番おいしかったのはセブンのエリックサウス弁当ビリヤニだからなあ。

ともあれ、件のカレー屋。昼飯に来てみたらメニューが増えてて、ガパオライスとかグリーンカレーとかパッタイとかがある。…いやまあ皆さんインドからじゃない人も居るとは聞きますが、タイ料理は流石に地理的にも大きく離れているんじゃないでしょうか。まあそういう感想とは別に、ガパオライスは好きなので自分としては文句はない。頼んで喰ったら旨かった。これもガパオライスの正解を知らないワケでホンマに上々のものかは知らんけど、まあいいや。しょっぱくて肉っぽくて旨いです。

けれどもどうでしょうね。お店の経営として迷走しているという感想は否めないというか。あるいはインドカレー屋のテコ入れ策としてはこういう展開はアリネタなんだろうか。うーん、願わくば早々に閉店とかそういうの無きゃいいがとは思うけど。こればっかりはわかんないなあ。

メカウデ

●メカウデ・9話。敵本拠地のビルに巨大な手が生えて攻撃してくる、といういかにもな大ボス相手に空中戦。これがラスボスではないだろうが、絵的にも盛り上げ的にも映えるシーケンスでよろしい。そのサポートに今の相棒とかつての敵対的スナイパー、どっちもブッキラ系なお嬢さんが共闘して当たるというのもなかなか。…攻撃がちょと効いて「やったか!」つってんのにツッコミ目線ってのは(このボスシーケンス中としては)ちとメタ過ぎる気はするが。

そして主人公側も、かつての敵と共闘で大ダメージのシメ。巨大腕に巨大腕でぶっ潰すというのも主人公的で良い。…このボス、近接と長距離の攻撃方法、隠れる場所あり、サポートのタイミングで一定時間の攻撃可能なスキあり、攻撃により判りやすいダメージ描写…とすごく3Dゲーの文法っぽいな。

裏側では敵組織の意外な事情、味方組織のやっぱりな行動。期待を裏切らんね。あとカガミくんかわいい。テンプレチョロツンデレかわいい。ある意味フルスイングなテンプレキャラだが、その独自性と変化をキッチリ演技で出してくるパクロミさん、やっぱ上手いなあ。

ソーセージが安かった

●近所のスーパーにやっすいソーセージ売ってる。パッケージこそちょい高級っぽい雰囲気で、シャウエッセン系に見えるが150g足らずで100円そこそこ、これはポークビッツとか赤ウィンナーどころか大概の挽肉よりも安い。とりあえず買ってきて普通に焼いて喰ってみると、所謂ごちそうソーセージには当然及ばんが別にそこまで悪くない。

それにしても価格、100gあたり100円を大幅に切ってるとなるとフツーに肉として安いんだよね。なのでこれを具として使ってみる。このソーセージを粗みじんに刻み、炒めて焦がす。玉子一つ割り入れて固めつつマヨネーズしぼり入れて味を付け、同じ格安スーパーで売ってた安売りポテサラぶちこんでまとめる。ヴォアラ! 粗挽きミートの高級ポテサラのできあがり。喰ってみると焦がしたソーセージの香ばしさと肉っぽさで格段に旨い。うーん…これはいいな! つーかそもそもこのソーセージ、なんでこんなに安いんだろ。いいけど。

ダンダダン

●ダンダダン・9話。学校水中バトルの決着編。全編がほぼ水域での多対多マッチという変則的な戦いで、バトルシーケンスの組み立てもあっちこっち多岐にわたってていささか散漫とも言えるが、それだけに「何をやってもまだ危機が来る!」ってな畳みかけ感は分厚い。…味方三人が合体したら敵三体も合体してんの、律儀だねえ。そのドタバタのオチが三人そろって素っ裸で「もうコリゴリだよー!」という…あいっかわらずセンスがふた昔古いんですよ! 今更ですけどね。

VSシャコ星人のとこ、リゲインの歌→バルタン星人→タイガーアッパーカット、と無茶苦茶かつ即物的すぎるパロディ連打。改めてアニメで見るとホンマすっげえ頭悪い(一応誉め言葉)なあ…。確か原作漫画だとここまでまるまる歌ってなかったと思うリゲインの歌、原典のままほぼひと回しやり切ったのはえらいというかなんというか。スタッフロールで権利関係出てくるかなと思ったら「ドーバーデーモンの歌」とだけ出てきた。…それでいいんだ…。

いつも通りよく動くんだけど、今回は通常に輪をかけてアニメーター個人の崩しとデフォルメが走った作画になってた印象。統括は誰のセンスだろうなと思ったけどスタッフにすんげえ人数の作監が並んでて、これは気合入ってると見るべきか必死のパッチだったと見るべきか。いやまあ、アチシは全編楽しかったので何も文句はないですけどね!

オムライスを食べようと思ったことなんか何年ぶりか

●以前「ロイホのオムライスがおいしい」と聞いてて、確かに、あんな…今のわが身状況よりも上等なお店に行って、わざわざオムライスを喰おうと思う脳の回路が無かったなとは思っていた。それきり機会がなく過ごしていたが、ひるめし何にしようかってとこでたまたま思い出し、ならこの機会にと行って喰ってみたという次第。

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結果として旨い。中のライスもガワの卵も、なによりドミグラスソースのやさしい味がいい。全体としてすごく丁寧な一皿だなあと味わいつつ食べる。

…が、酒飲むアテには上品すぎるね! もっとグッとガッと来てくれんとアルコールを支えきれんぞ大丈夫か。うんそれは、この料理で酒飲もうと思ったこっちが百パー悪い。てことでオススメ。

メカウデ

●メカウデ・8話。カガミさんを回収されてウヤムヤ、各陣営と各人が各々動く。いかにも曰くありげな上層部大人どもの思惑と、それに振り回される少年少女たちという構図は変わらないけどね。とりあえずカガミグループは「メカウデ世界」の利権を享受する為にゲートをアレコレしたい…という、表向きの理由に踊らされる組織全体、という状況。

オルデラ復活だのなんかエライことになってんのでアルマを巡って右往左往するとこで、それでもサブキャラの無駄な立たせ具合がなんかあざといね。こういうとこで先週のヤレヤレ系オジサン出してくるのとかね。ここでオジサンにエエコトだけ言わせるのはちと虫が好かんので、アキさんがちゃんと頑張ってんのがいいと思いました。

それにしても辻親八はいい…。敵上層部の一般人、目先の利益しか判らない俗人という、ううんとてもテンプレながらおいしい役どころだわなあ。

桂雀々

桂雀々の訃報。流石にこのトシで、という予想してなかった状況からの知らせはダメージがある。彼の師匠といい、芸にガッツリ取り組んでる「いい」噺家、いい芸人ほど早逝するような無念さがある。認知バイアスですね。すいません。

ともあれ、哀悼の意を。師匠連とまたお会いされているだろうか。