啄木鳥

●啄木鳥探偵處・最終話。これまでの一連の事件の裏で糸を引いていた黒幕、その正体と処遇。前回も言うた通り多分ぽっと出のキャラが出てくるってことはないだろうなとは思ってたが、「意外な犯人」という演出・設定としてはなかなかエエトコを押さえてて、ワタシごときへっぽこ視聴者をへへーっと思わせるに十分ではありました。言われてみりゃなるほどだしね。あとはまあ、いい感じの余韻を残してシメ。こういう余裕のある構成は割と好き。

●総評。話の規模や方向性、センスに雰囲気。どの面から見てもすごく「一時期のノイタミナ」っぽいなあという印象。いや違うんですけどね。企画の意図するところに十分なクォリティの作品だと思うし、実際よくできてんだけど、制作側の狙ってる層とはちょっとズレてるであろう私にとっては物足りなさを感じる。折角実在人物を配してんならもっと濃い演出とネタを盛ってほしかったなあとか、そういう欲求とかね。

これが私の好みド真ん中の作品なら、事前の予想からほぼ外れが無くても…いや無きゃ無いからこそ「そうそうこれこれ」てな感じで満足するんだろうけれども。やっぱどうも、一歩離れて見てしまうと、そのノリは薄くなってしまうのはしょうがない。てことで、個人的には最後まで全身でノリ切る、って感じにはならなかったのが残念っちゃ残念。作品の質じゃなくて見てるこっち側の問題なんですけどね。ああでも石川君の図々しさはすごく良かった。人たらしというか残念な天才というか、探偵役としては割と正解に近いキャラだったんじゃなかろうか。うん。

雑文・古パソの終焉

●新パソの環境をゆるゆると自分好みに設定中。まあその、古臭い形式にカタハメしてるってのが正確なところですがね。ちなみにこの日記は旧パソから書いてます。…だってイマイチ慣れないんだもん…あの最新鋭機ちゃん…。

ともあれちょこちょこ進めてはいるのだが、古いアプリやプログラムが動かなくなったりして困りもする。ひとつホンマにどうやっても起動しないのがあって、こりゃ古パソから立ち上げなおさなきゃならないかなと無駄な作業やってたのだけれど(結局新パソで私がいらん設定変更したせいだったことが判明して数時間で解決)、久々に私が持ってるいちばん古いパソを起動したのでついでにネットに繋いでみたりしたのだが…ううん、あきまへんわ。

当該の古パソは富士通、Celeron750MHz・メモリ128MB・HDD10G・Win2000pro、ブラウザはIEの6.0云々。そういうシロモノである。日記検索すると前回は2014年に気まぐれで立ち上げてネットを見ている。その時にはあちこちネットで不具合が見えるなあって程度だったようだが、今回はもう、完全にダメ。私が行くようなサイトはほぼ全滅で見られなくなっている。ほぼ唯一ぐーぐるの検索だけは不完全ながら動いてくれるってのが凄いっちゃ凄い。

折角だしこの貧弱なパソで一応ネットできるようなブラウザを落としてみようかと思いもしたが、まずどのブラウザ頒布サイトにもアクセスできないのでムリ。あー…ねえ。なんというか、完全に一つの時代が終わってしまったのを感じたりする。いや私のネット技量は置いといてですけどね。

…ちなみに当該古パソの左下にはめもりくりーなーが動いてました。フハハどうだ懐かしかろう。

代用ごはん

●近所のスーパーで「キャベツライス」なるものを売ってたので購入。130g100円のところタイムサービスで半額50円。代用ご飯としてキャベツの芯を粉砕した物であり、こちとら年齢的にもおなかまわり的にもそういう方向性のものがあれば試してみざるを得ない立場の者であり、あと面白そうだった事もあり。

ウチに帰ってまず、ついでに買った百均でシーフードミックスと一緒に炒めて塩胡椒で味付け、一旦取り出してから溶き玉子をフライパンにて火を通して適当なところで代用ライスを戻し、玉子と絡めながら醤油で味を調えて炒めあげて皿にとる。この海鮮チャーハンというか、材料的には単なる野菜シーフード炒めでしかないんだけど、皿に盛ってレンゲで食すと…うん、かなりこれチャーハン寄りの食事体験になるな。パッと見ィでご飯よりもかなり小さめに粉砕してあるなと思ったんだけど、喰ってみるとこれご飯とキャベツ芯の固さの差異を粒子の大きさで近づけてるんだな。これがもう少し大き目、ご飯に近いサイズだと違和感のある食感になるんだろう。私が結構いいかげんな料理評価レベルなのもあるんだろうが、これはこれで旨いんじゃないかなとか思ってしまった。

まあ当然、これメインで食事を作ってたまにマジモンの銀シャリ喰ったら「ああ…やっぱ本物は旨いなあ…」と思ったりするんでしょうけどね。それはそれでアリなんじゃなかろうか。

BNA

●BNA・最終話。いろいろあって大団円。仕組んであった伏線や要素を生かしつつ、ウェルメイドにちゃんと終わっているのがまずエライ。んでラスボスのアランさんがちゃんと強大で傲慢で、そしてガッツリ負けるのが評価高いですよ。純潔性ってのに拘泥してるという描写のおかげで、最後お目こぼしで生きてても多分矮小な存在になってんだろなあと想像させられるのがよろしい。あとオオガミ/細谷さんの遠吠えがなんかこう、演技としてちょっと面白かったのがヘンに奏功してんなと思った。あとあとまで印象深かったもんね。

●総評。1クールのオリジナルアニメ作品としてはかなりまとまったデキだと思う。題材的にちょっとありきたりな感が否めず、最後までその枠/想定の中での状況で終わったことはマイナスでもありプラスでもある。個人的にはこの枠組みで、野球回みたいな無駄に力の入ったわき道ネタを見ていきたいってのがあるんだけど、まあ…そういうのはいろいろパワー使うだろうしねえ。

いろいろ鑑みて、トリガー/吉成曜今石洋之中島かずきの布陣の作品としては小品という扱いになると思うけど、こういうクラスの作品がコンスタントに出てくるってのはスタジオや業界として健全だと思うのよね。…上で「オリジナルなのでウェルメイドに終わる」って書いたけど、意図して破綻させるなりまとめるなり、そういうことって当たり前のことなのに案外できてないシリーズも多いので、やっぱトリガーには地力のある存在として期待していきたいっすね。…ま、別にそんな固いこと言わんでも、いろんなケモ属性を見せてくれたみちるさんがなんかエエなあ、ってのは真正面に来るのですが。あとジャッキー、すごく中島かずきキャラらしくてなんか好き。以上。

新パソとの対峙

●新パソの環境設定をちまちまと進める。他にもやらんならんことがあり、またそれ以上に自分自身の堕落性癖とお仕事の過密具合による休みてェ欲が強いこともあり、ちまちまとしか進まないということである。今めんどくさいのはメーラー設定で、新パソではGメールに統合して運用しようとしてんのだが、旧パソからのアドレス等のエクスポート/インポートにスタック中。まあこれは何とかなるでしょうけどね。

あと目前の勘案どころってのがSDカードで、新旧パソのデータ引継と新パソの外部ストレージを兼ねてマイクロSDカードの運用を画策してたんだけど、新パソはマイクロSDをアダプタかまして差し込むとめちゃくちゃはみ出す。これはどうもそういう仕様のようで、つまりメーカさんは常時挿しっぱなしってのを想定していないということらしい。

流石にあの薄っぺらいものを半分以上はみだしたままでパソ本体を取り回すのはすげえ憚られる。検索するとこのパソに適合したカスタムアダプタもあるようだが、これが三千円前後しやがんのね。流石にちょっと…ねえ。安く買える樹脂製のアダプタもあるが、マックブック専用のものであまり短くない。しょっがねえなあ、ってことで今んとこドングルサイズのマイクロSDカードリーダを注文してさしあたりこれでしのごうと画策する。これなら少々のはみ出しで済むし、なにより三百円程度と安い。リードライト速度やUSBポートを塞いじゃうことなどの懸案点もあるけど、まあ…今んとこはしょうがないねえ。

啄木鳥


●啄木鳥探偵處・11話。今回は助手役の金田一君が助手っぽいことをする話で、趣向としては啄木が安楽椅子探偵っぽいことをやるってとこだろうか。「だんだん期間の長くなる複数の子供誘拐事案」というギミックの理由探しと花札によるダイイングメッセージ、途中で一つ便乗犯も乗っけてくる…とまあ仕掛けも多くて面白い。裏で進んでいる「告発者エックス」が全編を通底するお題なのだが、この人物がぽっと出のキャラだとどうもしまらないので誰かレギュラーキャラなのかとも思うが…さてねえ。

波よ聞いてくれ

波よ聞いてくれ・最終話。前半のちょっとしたドラマ・クレコさんに対するミズホさんの思いやらタチバナさんがなんかはがき職人だったらしいことと中原君のニブカンぶりとか、そういうのを経て後半の大仕掛。デウスエクスマキナとして北海道の地震を置き、なんかこう…エエ話風にまとめちゃったのが力業ではある。災害時におけるラジオ屋としての矜持、その状況下にてミナレさんはいかに自分のプロ意識に向き合うか。クライマックス、それまでの登場人物が同じ空を見上げつつ聞く坂本九の「見上げてごらん夜の星を」が実に効果的で、これは映像と音が同期するメディアならではの組み合い具合だなあと思いました。

総評。大人主体のドラマながらアクションでもロマンスでもない、割と独特のセンスでお出しされる…コメディというか何というか。どっちかっつーとアニメよりも深夜ドラマが似合いそうな感じで、実際そのノリをアニメーションで制作するには結構な手間がかかっている。そういう意味で、なかなか贅沢な作品ではある。いやもうホンマ、すぱっと「こういう作品!」と評するのが難しいアニメだなあ。序盤感じていたように私の生活世界とはほぼ関りのない題材・キャラクタだらけなので、アリネタ的な共感も寄せにくいし。

そのように自分から離れたところにある作品なのに、ここまで面白く見ることが出来たってのがまず物語の地力なんだろうね。登場人物どいつもこいつも癖がありまくるんだけど、その中でまったく埋没しない主人公・ミナレさんのおもしろ女ぶりが輝かしい。CVの杉山里穂さんをあまり存じ上げなかったんだけど、ギャラは他の人の倍くらいもらっていいと思う。熱演です。

物語的には割と中途で、そこここにチェーホフの銃が掛かったままみたいな状況だけど、まあここで終わってもその銃の群れがなんとなく作品の味わいになっているって感じはするので、あまり消化不良感は無いかな。でも見られるならこのフォーマットでの続編も見てみたい。うん、面白かったですよ。個人的には回想と妄想シーンにしか出てこなかった、沖さんの謎の彼女が見てみたい。ホンマにロシアのスパイだったりしてね。まあ、そんな感じで。