ポークステーキとライ麦パン

●泊り仕事の朝帰り、帰路途中からウチの反対方向に寄り道してなんばに出、気になってたポークステーキの店・マロリーに行く。11時開店のほぼ丁度に到着、あまり広くない店内に最終的に10名足らずの客が座る。平日の開店一発目でこの状況ってことは、時間と曜日によってはかなり混むんやろな。客は私のようなおっさんも居るし、結構なご年配の男性、いかにも喰いまっせェって感じのゴツいおじさん、三十路ちょぼちょぼのシュッとした女性と様々。若いカポーも居てでかい肉をシェアしててなんかいい感じ。とりあえずの試し斬りでありここはポンドステーキだよな、ってことで450g肉のセットをお願いする。やってきたお肉は表面はカリカリ、中はしっとり。低温調理して表面を焼き上げたとのことで、ナイフは苦も無く通るが歯ごたえもそこそこあるってな肉質。表面の焦げとしっかりした肉、アクセントの脂身とどれもも旨い。今回は卓上調味料のうちマスタードソースとワサビをブレンド、辛味の効果時間の差が楽しい。ハイボール2杯でごちそうさまでした。割と満足しつつもうちょっとイケるかなとも思ったが、流石に700gはしんどいだろうからこのバルクが自分のベストかな。

値段もお手頃で満足したんだけど、ああーこれでもっとウチに近ければなーと無理無体な願望は浮かぶ。大阪進出の1店目としてはなんばっての最適解ではあろうし、しょうがないけどねえ。

店を出て地下街の案内板見たら直近に成城石井があるので寄る。が、目当てのライ麦パンが無い。濃い褐色でみっしりと重く、レンガをスライスしたみたいなドイツ黒パン。発酵した酸っぱさがあってボソボソで、最初に喰ったときはなんだこれって思ったけど、かりっと焼いて脂っけのある具材で喰ったらヤケに旨かったのでなんかクセになっちゃったヤツ。店員さんに聞いたら今は扱ってないとのこと。うえー残念…。手ぶらで帰るのもシャクなのでなんか買おうとうろうろし、結局ピータンと乾燥パクチーザワークラウトの小瓶買った。なんだこの取り合わせ。まいいや、日持ちするもんばっかだしゆっくり消費しよう。しかし黒パンが無いかあ…。