赤身肉の低温での調理

●低温調理。牛のもも肉をステーキとして低温で処理すると旨いと聞いたのでやってみる。もも肉赤身ブロックに塩胡椒し、樹脂袋に入れて熱する。ネット上のレシピによれば58度2:40とのことだが、まあこっちは温度計とIHコンロと鍋なのでその辺は割と大雑把に、60度弱で3時間弱、って感じでやってみる。出来上がったかなってとこで牛脂とオリーブオイルで表面を焼き付けて皿に上げ、そのフライパンで煮汁・醤油・ケチャップ・ニンニクと安ウィスキーぶち込んで煮詰め、これをソースとする。そしていただきますが…うん、これはいい断面。ステーキというよりお店のローストビーフのような均一のピンク、そして確かにうまい。赤身なので脂のしっとり感はほぼ無いが、中まで適切に火の通った旨味と「肉喰ってんぞ」という程度の噛み応えがよし。今まで牛の赤身ブロックはどうやってもイマイチしっくりこなかったんだけど、なるほど…ローストビーフとかはオーブンでこういう熱の通し方してたのか。ソースを濃いめの味付けにしたのが割と正解、ぐいぐい噛んで喰う肉によく合う。てことで、これは旨かった。時間かかるのが難点だけど、気合入れて肉喰いたいっていう雰囲気の時のために覚えておこう。うん。