ウチでステーキを焼くときの打率はそれほど高くない

●いい具合の肉があったのでステーキとして焼く。ステーキはそこそこの厚みがないと喰った感じがしないのだが、これは割とシッカリした厚みがある上にタイムサービスで安く、かつ400g越えならば喰い出もあって充分。買って帰り、スジが気になったので反り返らないようにおまじないで格子状に切れ込みを(あまり深くなく)入れ、塩胡椒して焼く。脂は無料提供の牛脂とオリーブオイル半々。醤油とみりんとチューブニンニク・ワサビを混ぜたのを焼きあがりちょい前で半分かけてちょっと焼き、皿に盛ってから残り半分をかけ、思い出したので冷蔵庫の奥にあった発酵バターを切って乗せる。毎度ステーキは焼き加減がイマイチだったりして、そもそもステーキハウスのブロック肉とかだとオーブンも要るだろうしムリっぽいけど、それにしてももうちょっと上手く焼けんかなあと思うことも多いんだけど、今回はエエ感じに焼けた。内部に赤みがちょい残るくらいの深めなミディアム。安い肉はレアよりもちゃんと焼いた方が好みなので、この程度なら文句無い。ワサビニンニク醤油の味もヨシ。…ステーキナイフの切れ味がイマイチなのはしょうがないかしらねえ。ステーキハウスとかのワイルドなナイフがあればストレスレスなんだろうが、あれ使うとフツーの皿だとガリガリ傷つきそうだしなあ。ま、ともあれ、赤身のゴツい肉をもりもり喰うというのは食事に真正面から向き合ってる感じがして良い。またいい肉が安かったら喰おう。そういうのも縁ではありますがね。