武装錬金/蒼天の拳

武装錬金18話。カズキたちご一行は林間キャンプで連れションしつつ、問題の核鉄を入手した場所へと向かう。それに絡むは錬金の戦団、そしてパピヨン-桜花連合軍をも交えて三つ巴の情況を呈する。錬金戦団はまた内部に複数の視点を持っているので、状況の積層性はかなりなものがありますな。


てなわけで今回もかなり詰め込んだ構成となっていたが、なんとか纏めてくれているのは立派であります。ラストに登場人物たちがカーテンコール式に登場する、という演出はなんか良かった。純粋にかっこいいし、速水奨声の大ボスさんなどの視点を忘れずにすみましたし。 次回はさらに秋水さんまでいらっしゃるようで、こらまた盛りだくさんなアークになってきましたな。


パピヨンvs戦部は、特に戦部さんのルール破りな再生能力が見所でしたなー。設定的にもおもろいが、わざわざ骨→筋肉→皮膚と回復するアニメーションがグロ気持ち良い。筋肉が「ぼわん」と出現するとことかね。そらバンク化したくもなろうというものだ。あと、ちょうちょさんの「あはんうふん」な戦闘ボイス。徹底してんな、この人も。


…あと、戦部ってーとどうしても「ワタル」を思い出しますねんな。シバラクシバラク


蒼天の拳15話。金属ヅラの親分さんを情けなーく殺すという、蛇足っぽいエピソードをもって上海ヤクザ抗争編は一段落。そして記憶を失った玉玲さんが馬賊となって登場する。…どうでもいいが、「日本軍」という名称は使ったらダメなの? めんどっちいなあ。


遊牧民たちの声に広瀬正志山野史人。渋いとこ突いてきますね。こういう要素は外しませんね。ま、これを喜んでるこの作品の視聴者が大量に居るとは思えないが。逆に言えば、そうでもしないと画面が持たないってェことですかね。どうですかね。


今更言うのもどうかと思うが、主要登場人物の多くが何かというとタバコを呑むこの作品において、ケムのCGがイマイチなのはかなり鬱陶しいな。ハンコで押したように同じ絵なのでどんどん気になってくる。別にもう無くてもいいんじゃない? 要所だけ手描きするってことじゃ、ダメ? あと、超豪華なお風呂シーンで効果音が「カポーン」もないもんだと思った。