武装錬金/蒼天の拳

武装錬金21話。火渡によってブラボーは(危うく)死す(所だった)。彼ら戦士長のバックボーンの一部が語られ、不退転の精神がいかにして醸成されたかを垣間見る事ができる。「不条理の闘い」を標榜する火渡さんは、それだけにその不条理さに慣れることができないのだろう、とね。


前半のブラボー話はちょっと消化不良で、まあいつものギャグで抜くのはいいとしてですな、カズキが火渡を仇とみなして闘いつづけようとするのに乗り切れなかったかな。火渡さんだって、好き好んでブラボーを殺し(かけ)たワケじゃないだろうに。そらまあ気持ちは判らんでもないが、いつものカズキの性格からちょっと離れていた(暴力に見境が無い感じ)ので気になりましてね。


…とか思ってたら、後半の三体合体武装錬金のバカにヤられました。ドリル! 飛行! 轟天号! 艦長が菅生隆之とはまた渋い…。ぜひあと四つの形態を見てみたかったものだす。


蒼天の拳18話。太炎と拳志郎との大決戦。太炎の名の通り炎に燃える客船の中での闘いだけど、部屋から出ないのと(相変わらず)微妙な作画なのであまり盛り上がらない。ていうか、特に序盤のアクションは何がどうなってんのかさえ判りづらかった。そん中で、Aパート最後の戦闘オーラ作画だけ妙に良かったのが却って「現場は大変なんだな」って感じでした。


馬賊の女頭が玉玲であるかどうかにこだわる拳さんは判るけど、太炎さんは別にどうでもいいんじゃないのかな。そない「玉玲であること」ってのは大事な要素だったっけ。


あと、拳さんの「師父は関係無いだろ師父は」ってのはアレか、中坊林太郎のセルフパロディなのか。あーあと、「命という名の盾となる」という台詞はジャイアントロボっぽいなあ。脚本が今川さんだからかな? それとも偶然?