武装錬金/蒼天の拳

武装錬金17話。寝取られ剛太くん、風間火月みたいなファイヤー野郎さんと引き分けるの巻。斗貴子さんと敵対してしまうわ、そのままほっとかれて無視されるわ、気が付いたら斗貴子さんはどこぞの馬の骨(カズキさん)とイチャイチャしてるわ、なんかもうかわいそうになってきた。ラスト相合傘で良かったね。ていうか、斗貴子さん天然小悪魔。


一癖ありそげな炎戦士長とのバトルやよき仲間達との語らいと別れ、それに桜花さん再度の暗躍…とこれまたかなり盛り込んできた話だった。ちょっとせわしなくて平坦な構成になりかけてるなと思ったが、やっぱしパピヨンさんのケツは卑怯だよな。あれで全部許してしまいそうになる。しかし、桜花先輩は腹黒キャラって方向性になってんの? そうなの?


今回、絵は良く動いててバトルシーンの迫力もあったんだけど、「アニメートの情報量」の配分が何かヘンだったような。そこでそう動かしたら視聴上ジャマにならんか? ってとこでフォロースルー過多な動きつけてたり。序盤の立ち聞き桜花先輩のレイアウト、あそこまで極端で不安定なパースつける必要あったのかな。


蒼天の拳14話。霊王戦のその後。思い人は生きているが記憶を失っている、と教えられる拳さんである。「生きていればそれでいい」と言う拳さんであるが、「場所は教えない」と言われて大慌て…なんや、未練タラタラやんかいサ。まァここで「じゃいいや」では話が進まないんだけどさ。


うーん、この作画クォリティでは流石に辛いなあ。途中の金属ヅラヤクザのしょーもないギャグシーンでさえ辛くて寒い。画面上では動いてないのに足音が入ってるとか、声と動きが絶望的にチグハグだとか、作画以前の問題だったりするシーンもチラホラ。


なんかシナリオもヘンなんだよな。「死兆星を見た」という回想を語った後、しばらく話してから北斗七星を見上げる霊王に「まさか…死兆星が見えるのか!」…って拳さん、さっき聞いたがな。あと、妙に無駄や繰り返しの多いダイアローグも気になった。そういう初歩的な違和感は無しにしようよ。もう「爆発まで何分かかるんじゃい」てな手榴弾などは許すからさ。ねえ。