コワい楽しみ

●オカルトっぽい事象にはあんまし信用を置いてないが、でもキライじゃないのである。そーゆー怪しげな話って楽しいですもんね。…マジになってしまってる人とはちょほいと距離をおきたいものではありますが。


しかしワタシは怖い話は怖いので苦手であるという問題がある。だって怖いじゃん。だから恐怖映画とかホラーアニメとか、その手の作品には手を出そうという気が起こらない。怖いから。怖がらせようとしやがるから。このワタシを恐怖という名の永劫の煉獄に落とそうと目論んでやがるから。いやああ。


この二つが合わさるとどうなるか。夜中急に思い立って「さて、じゃあ今日は怖い思いをして楽しむとするかな」ということになる。昨今は電脳情報網が整備されてるので、怪しげな話を読もうと思えば即座に可能。心霊スポットだのチャールズ・フォートっぽい話だの、そういうのを深夜一人でむさぼり読む。んで深く深く後悔するワケだ。もートイレにも立てません。ああ。あんな記事読まなきゃよかった。ああ。このワタシに本当に朝は来るのかしら。ああ。…今何か白いものが通らなかった!?


まあ結局、どうということもなく夜は明けるんですがね。幸か不幸か世間的に言う「見える」体質じゃないもんでさ。不可解な恐怖体験を味わった事はほとんどありませんのよね。…ごく僅かな例外を除いて、ですがね。ま、その話はまた機会があればということで。


…という話みたいな絵を描いた。なんかの挿絵みたいですが、我ながらあんまし怖くはないな。