ラッキョウのかほり

ラッキョウ喰って口を拭う、ということわざがあるそうな。意味的には頭隠して尻隠さずに近く、バレバレのウソを隠し立てしてもダメという意味らしい。隠れても臭いで判りますぞってワケだ。でもなんかこう、ラッキョウって確かに独特の香味や歯ごたえはあるけど臭いってそんなにあるかなあ、ってのが常々疑問としてあったのですね。というのが前提。

んで最近ラッキョウがマイブーム程度になってまして、安いパック詰めの花ラッキョウを買ってきてポリポリ喰ってんですが、パックから瓶に詰め替えて消費したのちの瓶を別の用途に利用しようとしてもラッキョウ臭がぜんっぜん取れないのである。洗っても洗っても、一旦乾かして再度洗って乾かしても、アルコールで拭いてもハイターに一晩漬けこんでも鍋で煮沸してもまだ臭う。気長にやろうと思い安いウィスキーで満たして数日置いといたらラッキョウ臭いウィスキーになって消費に苦労し、そして瓶はまだ臭い。すげえなお前。

蓋を開けっ放しで数か月でもほっといたらいいんだろうか。多分なにがしか、プロのツールには即効性のある洗浄剤や消臭剤はあるんだろうけどねえ。まあいいや、しばらくこの瓶はラッキョウ専用に固定しよう。…この臭い、何かに生かせないかなあ。ラッキョウ風味を付けたい食材を瓶に詰めるとか…?