ヤマト/かぜつよ

●風が強く吹いている・4話。カケルさんの過去の残滓というか、なんかいろいろありそうな物語的ギミックを人の形にしたものとしてのサカキさん登場の巻。今んとこキャラデザインも相俟って「物語の障害物」的な機能を持ってるようだが、描写の端々にカケルさんの方にも後ろぐらいとこあるよな感じがあってまあ一筋縄ではいかんだろうな、というね。あと王子が相変わらず絶望的にスポーツに向いてないにも関わらず最後ちょっとカッコいいこと言うんだけど、シチュや内容よりも「疲労困憊してるゆえのおしりコンシャスなポーズ」が一番印象に残りました。

●ヤマト2202・5話。VSアンドロメダ/山南艦長で、あくまで軍務に忠実ながらどこか余裕を持ちつつも先を見据えて…とまあ「大人」としてのエエキャラ、ってな立ち位置。ヤマトとの正面衝突で2199の沖田VSドメルを思わせる構図を繰り返すことで、沖田の子供たちを受けて立つ、みたいなドラマ作りですかね。あと2199でやんなかったアステロイドリングネタをここでやるとは思わなかった。なんとかそれっぽくなるもんだね。