ヴィンランド/オリジン

ヴィンランド・サガ・4話。トールズ無双ののちトールズ死す。ここまで溜めてきた分にふさわしいアクション展開ぶりで、特にアシェラッド相手に剣を抜いてからの戦いは「ああ、本当に強い人だ」と判るようにちゃんと作画/演出されててすごいなあ。トールズ・アシェラッド・トルフィンそれぞれに印象深い見せ場があり、幼年編のトリにふさわしい1話じゃったと思います。アシェラッドの虚実入り混じった、人を喰った性格なのにぶれない根っこのありそうなキャラがいい。決闘を受けた時の軽い「オーディンの名に懸けて」と、トールズの死を受けての「我が祖アルトリウスの名に懸けて」の重さの差異よねえ。

ガンダム ジ・オリジン・11話。ルウム戦役の決着。全編にわたって戦闘シーンてんこ盛りの展開で、前半にかなりねっとりと艦隊戦を描写した上でMSの劇的な投入、という展開になっててなかなか華々しい。三連星のキャラの立った兵隊やくざぶりとか、赤い彗星そのものっぽく演出されてるシャアとか、見どころも多くて飽きない。ミノ粉に紛れて吶喊してきたドズルと交錯するレビルの絵は、あれヤマト2199で見ましたね。ドメルと沖田でしたけど。…なんとなく似てんな、名前と顔つき。あとキシリアキシリアになりました。どういう心境の変化なんだろうね!