宇宙兄弟

宇宙兄弟・21話。閉鎖試験終了、戦い終わって日が暮れて…である。いやまあまだ試験は続くんですけど、このシーケンス長かったからねえ。A班の5人のうち誰がジャンケンに勝ったのかは案の定明かされない…ちうか、予告でも言うてたけどエライこと引っ張んなあ。次週放送休止だから余計にね。でもとりあえず、ムッタさんとやっさんはジャンケンに負けたようで。これで全てが終わったわけではないが、しかし続く門戸は狭いだろうことは間違いない。

てことで、今回のメインはやっさんである。彼の身長に対する屈託、葛藤。生来の負けん気と相俟って彼のキャラを語る上で欠かせない要素だけど、そのチビ属性(って言うな)が宇宙服技師の馬場教授との会話で大きなドラマとなっている。エエシーンもろたねえやっさん。教授自身のコンプレックスから開発された低身長向け宇宙服、それによってやっさんの身長でも受験が可能になったこの時代…ちょっと前新弟子試験の身長枠が緩和されたっちう話聞いたけど、そんな感じですか? でしょうか?

冒頭のジャンケンシーン、その結果は上記の通り引っ張られてるけど、終わった時の各人の表情が両義的でよろしかったね。選抜された喜びや負けた残念さに加え、それまで過ごしてきた二週間への感慨とか何とか。終了時にごっついドアノブが何度も何度も回る、そのタメから続いてのJAXA職員による万雷の拍手。うん、エエ一区切りだったのではないでしょかね。