ヨルムンガンド

ヨルムンガンド・5話。ココの兄キャスパー登場、そしてヨナとキャスパーの過去、因縁について。再会するや否や感情の差し入る隙間もあらばこそ、即座にキャスパーにナイフをぶち込もうとするヨナ。その攻撃を(ボディガードの姉さんによって)アッサリとかわし、飄々と受け応えるキャスパー。…色々と面白そうなご関係のようで。ヨナが現在ここに居る理由であり、ヨナの生涯の敵でもあるキャスパーさんは、今後どう彼らに関わってくるのだろう。

上記の如くキャスパーに凄まじい憎悪を向けているヨナさんだけど、同胞と両親の仇とは言え台詞の通り間接的なものであり(そらまあ全ての親玉ではあるが)、武器商人という側面も言ってしまえばココだって持っている要素である。そんな帰納的な理由以上に、「お互いに相容れない」という彼ら二人の本質的差異が大きいのでしょうな。そしてある程度意識的に、キャスパーさんはヨナさんのヘイトを煽り立てて自分に向けさせているような印象もある。ココとのチームワークを確立させるための手法、だろうか。さて。

次の舞台はアフリカですか。今度はバルメさんの因縁の地で、キャスパー兄さんの言によれば華僑の人たちに「気をつけ」なきゃなんないらしい。今回の回想をワンクッションとして、またリアルタイムドンパチなことになりそう。楽しそう。よし。