夢の話は誰も聞かない

●昨日までの風邪的不快感はだいぶ治まってきた。明日以降はなんとかフツーに仕事できそうでよし。しかし体調のせいか眠りが浅かったせいか妙な夢は見たりする。


夢を見る。自分は雑然とした部屋に複数の人間と一緒に居り、正面のでかい机についている猿のようなジジイは社長である。机上には何やら未来的自動車のモックアップがあり、横に居る男がこの模型についてなんのかの言うている。「何でこれ右と左でぜんぜん形が違うんですか。空力的にヘンじゃないですか」社長曰く「これでいいんだよ、これはエンジン二つ並列に積んでて左側はガスタービン右側はディーゼル、だからこんなんなってんだよ」「そんなヘンテコな車がありますかSタンクじゃあるまいし、エンジン二つの意味がない」云々。たまらず自分もそこに口を出す。「判ってないアナタ判ってないんです、左右非対称がカッチョいいんじゃないですか、例えばコクピット周りにしても片側はセンサ類でゴッテゴテになってて反対側は目視的視界確保のためにスッカスカとか、これっすよこれ」ジジイ社長おおいに喜び「いいこと言うじゃないかチミ一緒にブレラン見ようぜ」とノーパソでブレードランナー再生しはじめる。横の男はもー仕事してくださいよとブツブツ言ってるが気にしない。「いーよなーブレラン、ほらこのポリススピナー…は割と左右対称だけどさ」「確かデッカードの車は割と左右非対称だったですよね、おーこのシーンがいいんだ特に音楽が、ほらここのジャーンってのが」とか言うてたら目ェ覚めた。


何かこう…うん、あからさまに「もうちょっと見せてくれ!」ってな夢は久々である。