まどかマギカ

魔法少女まどか☆マギカ・9話。さやかさんは魔女となってしまう。なんとか彼女を救う方法はないものか、ってんでムチャな作戦に出る杏子さんとまどかさん。全て全てそれはキュゥべえさんの意図した道筋であり、彼が欲する「魔法少女としてのまどかさん」を実現するための手段でしかないのであり…というね。ウソを言わずに結果として彼女たちを破滅へと向かわせるキュウちゃんの手腕が見事やなあ。悪魔の真実というか。さて、残されたキャラクタはほむらとまどか。次回以降ほむらさんはぜェんぶ一人でことを運ぼうとして、んで失敗してまどかさんが…っちう流れになるのかしらん。


キュゥべえさんの正体、それは外宇宙からのお人。この宇宙を救うために巨大な感情が必要だが彼らには感情が無い。そこで効率的に感情を爆発させるために魔法少女-魔女エンジンを作ったっちうワケか。善悪のコードが無いってのはアタリだったけど、宇宙のお人とはね。エントロピー逆転装置としての魔法少女(感情)っちうことは、第二種超えて第一種永久機関ですか? そらすごいな。…しかしその逆転現象も局所的とかないかね? ホンマはどっかで大量のエントロピー増大が発生してた、とか…まァこの辺は枝葉の話。無論ワシ好みではありますが。


閉鎖空間にて延々とコンサートだけやってる、という魔女さやかさんの描写は哀しいなあ。たぶんあの指揮者…ポスターの男はキョウスケさん(の似姿)なんだろうな。しかしあの攻撃手段は何なんでしょうね。車輪? 運命の車輪か?