それ町

それでも町は廻っている・4話。森秋先生とホトリさんの関係に焦点を当てた2話。かなり勝手かつエーカゲンな思い入れとは言え、ホトリさん側からはロマンスでラヴラヴの対象として見られている森秋先生だが、先生の方からは「天敵」という認識なのが可笑しい。いやあ…しかし、ホトリさんの言動や行動見てると天敵ってのも判るわ。何でまた、好意を持った対象人物をああまで上手いことおちょくるかねえ。本人にとってはおちょくってるつもりは無い、んだろうけど。


ちうか、先生は先生でホトリさんにシカケられたらちゃんと乗ってあげてんのが律儀であり、ついでに苦難の原因でもあるようですけどね。…このカタブツにしてイジリ甲斐のあるキャラを杉田さんが実に楽しげに演じておられてよし。悪魔と天使の内面会話、何ゆえ天使側がアムロモノマネなのかはまあ置いておく。


今回はまた、今までとちょっとクセの異なる絵柄だなあと思ってたら作監大森英敏だった。このおっさんも長いよねえ。この職種において、ワシらがガキの頃からの人が未だに一線で絵ェ描いてるんの見るとちょっと嬉しくなるよな。


あと、何ゆえホトリさんの両親は目が描かれないのだろうか。米国アニメーションの「大人の顔が描かれない」っちうノリのアレなのかなと思うが、それにしては他の大人はみんなフツーの描写だし。そもそも顔を描かないという「画面から後退した」ようなキャラにしては、キャラが活発だしなあ。…そういう属性の人?