ゲスなワシ

●別部署に女性管理職の人が居る(ウチんとこは割と多い)。年の頃なら三十そこそこ、明るくにこやかでワシら部外者にも必ず挨拶を返してくださるエエお人だ。なによりカニよりこのお方、背こそ高くは無いものの、ものすげえスタイルがよろしい。具体的には細身なのにバストがとてもデカい。普段から意識して体型をあまり出さないような服を召しておられるようだが、それでも隠蔽しきれないあのスタイル。何かもう、マンガかセンターフォールドの人のようだ。


…通常ならばワシ、はたから見ても一発でバレるくらい視線をある特定の部位に泳がせちゃう程度の興奮はするだろうけれど、この場合はどうも「おお、しぇくしーじゃのー!」てな印象は受けないのよね。何故かってェとこの方、ワシの伯母さんの若い頃にソックリなのですわ。いや、無論はるかに別嬪さんよ? でもジャンル分けすると同じカテゴリに入っちゃうタイプ。だもんでこの方に相対した場合、セクシーとかえろいとか以前に「ああ、伯母さんだー懐かしいなー」てな感情が先に立っちゃう。…おかげで要らぬゲス視線挙動を起こさずに済んでますのはありがたい、のか何なのか。


ちなみに同僚の人の評価は「学級委員顔」とのこと。あー確かに判る。ええい、マジメそうないいんちょタイプの顔にあのお体となればもうタマランハズなのに! ああハズなのに! ワシにとっては「あ、伯母さん元気ですか」なのだよなあ。やっぱありがたくないのだろうか。まいいや。