●屍鬼・7話。まさかのマサオさん大サーヴィス回。マサオさんの（死体からバケモノへの）寝起きカットとか、毎夜々々逢引のマサオさんと中年おっさんとか、背徳の快感に目覚めるマサオさんとか、そういう需要は確実にあるのだろう。知るかー！ てことでまあ、そんな話。あと付随的に尾崎医師の決意表明とメグミさん墓暴きチームの結成、ってことで。
起き上がりとして途方にくれるマサオさんを相手に、人ならざる存在としてのレッスンを施す高木渉の人。なるほどねえ、この世界に確たるニッチを構築している種族だろうし、こういうノウハウもそりゃ蓄積されているだろう。復活したてのマサオさんを見る限りは倫理観や人格には生前からの変化は少ないようなので、不死者として存在してゆくにはこういう教育…イニシエーションと言ってもいいか、ってのは必要だろうな。しかしこれ、たまにハズレ者的な、人間っぽい価値観の不死者とかも発生しそうですね。派閥とかあるんだろうか。
ラストはメグミさんの墓荒らしの開始シーンでシメ。彼らが監視されてたとこを見ると、多分メグミさんは再度棺おけに戻ってて「何だ間違いか」ってな流れになるんだろうな。あるいはいきなし襲ってくるか…。次の犠牲者はカオリさん辺りか？
