頭足類釜茹での刑

●夕飯のネタを買いに行く。本日は酢豚でもしようかと思ってたが、イイダコのパックが安うにあるのを見つけ、それをじいっと見てるうちにどんどん買いたくなってくる。うん買いたい。よし買おう。じゃこれ下さい…の前に、イイダコの煮付けってどんな感じにヤるんだろ。確か以前にも煮付けたことはあったが、どうやったんだっけ。ただ単にフツーに煮ただけだっけ。…こういう時にケータイは便利ねえ。ちょいちょいと検索してレシピを探す。


ふーむ。平均すると、頭(ちうか生物学上は腹)と足を切り離し、目や口や墨袋を取り除き、甘辛く煮付ける…と。足の方はごく軽く火を通すこと、煮過ぎると食感が悪うなりますよ、てな記述もあった。ワシはゴリゴリに煮ておでんの具みたいンなったタコ足も割と好きなんですがね。ま、今回は足の煮方を軽くしてみよう。


さて調理、頭と足を泣き別れに切り離し、んでもって目と口を取り除く。墨袋は処理済でした。軽く湯通しして塩で揉むの? これでヌメリが取れるって? ふうん。ダシはいつものうどんつゆ、味は普段より濃い目にしよう。とりあえず頭と大根を放り込んで煮込み、エエ感じかなってとこで足を投入。ほんの一瞬煮てから火を落とし、あとは余熱で…ってこんな感じかな。しばらく置いといてから具を取り出し、煮汁をがーっと煮詰めてワシ好みの濃度にしてから再度具と併せます。はい出来上がり。豆ご飯と一緒に頂きます。


…ん、なるほど。足の食感、これはこれで良いな。ぷりぷりとした歯ごたえがよろしい。んで頭の方もちゃんと旨いのだが、残念なことに中の「飯」が一部こぼれ出てしまっていた。そういや爪楊枝で頭の切ったとこを塞いどく、てなレシピもあったなあ。ま、どっちみち喰うたら一緒なんですがね。大雑把。てことで旨かったっす。


酢豚はまた今度ね。折角レトルト中華ソース買ったけどね。またね。