しけんでてすとでくやしいな

●ヤボ用で本社に出向く。てったって昇任試験とかそんな感じのアレなんですけどね。ワシ別にそんなんせんでもエエのになあ、とても上に行きたい人に道をお譲りしたいとこだけどなあ、と思いつつ半強制的に行かされるのでしょうがない。案の定ボロボロのデキであってやっぱしね。うん。あーめんどくさい。


帰宅途中にて老夫婦らしき二人を見る。各々の行く先を急ぐ地下街の流れの外れにて、男性はトシに見合わぬウンコ座り、女性はその脇に佇んで彼を見ている。なんか知らん、爺さんの方がふて腐れてるように見えるのは頬杖ついているからだろうか。


通り過ぎて反対側から見ると、爺さんは頬杖ついているワケではないのが判る。誰かにブン殴られたかのように赤く腫れ上がっているホッペタに手をやっているのだ。ははあ…それでムスッとしてたか。ケンカかケンカ坊主なのかエエ歳して。んでもって婆さんの方はもうしょうがないわねェこの人は幾つになっても子供なんだから、てなもんか。…若いのォ。