取り留めないにも程がある日記

●非常に久しぶりに中古ゲーム屋に行ってみる。一つ二つ旧いタイトルを探していたのだけれど結局見当たらず、空拳にて帰宅。…んー、何と言うか、しばらくコンシューマゲームの情報から離れていると、「あっとこれは面白そうだな」っちう雰囲気やカンが働かなくなっちまうな。トシでもあるし、生活の精神的余裕の無さでもあろうか。


にしても何ですね、最近はsimulationの表記を「シュミレーション」と書く事例も少なくなってきましたな。シムシティからこっち、「sim〜」という接頭語が割と認知されてきたせいもありそうだけど、よう判らない。


ちなみにワタシは「シュミレーション」っちう表記も悪くないんと違うかな、と思ってるタイプのバカです。「趣味」という言葉の引力でそうなっちゃったんだろうけど、ゲームジャンルとしてのシミュレーションの「訳語」としてはそう的外れとも言えないのではなかろうか。どっちみち「しみゅれーしょん」も「しゅみれーしょん」も、原典の英語発音から見たらどっちも同じくらい遠そうだしねえ。


●検索してみると、simulationはsimilarと同語源。似ている、似せたもの、という意味なんですな。simulacraやsameなんかもそうらしい。ほほー。…んで、もともとはギリシャ語homo-(同一の-)からの派生語とあり、つまりやおいっちいシミュレーションは同語源の単語を二つ重ねたものである。


ちうかsimとhomoってちっとも似てへんやんか、と言われてもしゃあない。ギリシャ語の「h」は「s」に変化することがあり、つまりヒとシが入れ替わっちゃうのである。欧州人も案外、江戸っ子であるなあ。