ニャル子さん

這いよれ!ニャル子さん・9話。前半のハス太くんグッズお買い物の後、何故かヒーローショーでバイトしているルーヒーさんとノーデンスのシーンを挟み、後半は更なるクトゥルフキャラ・イスの偉大なる種族がやってくるの巻。…いやサラッと流したけど、あのヒーローショーは何だったのでしょう。島田敏國府田マリ子のちょっとトウの立ったお二人でワシらにサーヴィス? 島田さんついでに「落ちろカトンボ!」とか「マンボ!」とか言わされてて楽し…かわいそう。あと、マリ姉はまだまだかわいい声イケますよ! 充分ですよ! ちょっとイタいような気もするけど!

さて。グレートレースオブイスと来れば精神交換である。ちゃんとカメラ状のメカを使ってんのが細かい。んでまあ、定番どおり主人公とヒロインの精神が交換されるんですけども…そこは本作のこと、普通ならばエロゲの野郎主人公がやりそうなことをまずニャル子さんの方がやっちゃうのである。今回シメの「相手の体なのをいいことに衆人環視の前でラブラブ宣言しちゃう」ってのはまだラブコメ的ツッコミの入りそうなネタだが、ちょっとトイレ行ってきて男の身体機能を満喫、ツヤツヤした顔で帰ってくるってのはアウトだアウト! いやー男の子ってホントいいもんですねえ、じゃありません! すげえなあ、流石に邪神大学卒業してコズミック社会人やってるトシなだけのことはある。マヒロさん、本気でダメージ受けちゃうぞ。

ニャル子とマヒロ、お互いの声優も交換仕事しててその辺もハイライトですな。相手の役を喜々としてやってんのが想像できて楽しい。予告でキッチリ「アタシってホント」云々やってたのでよし。にしても、キタエリもアスミンも器用だよね。

…あとどうでもいいが、ワシがこの作品に甘い理由の一つはどうやら「何やらかしてても丁寧語口調を崩さないバカねえさん」っちうのがツボであるようだ。相手ののしるのにも丁寧語なんだもんな。「そんなワケねーですよ!」っちうの、なんかいいや。