ドルアーガ/ソウルイーター

ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜・5話。裏面到着、そこは何故か灼熱の荒野、という。なんかロードスを思い出すドラゴン(クォックス?)、をあっちう間に斃してしまうICOの影みたいな人たちがワザを成す。そこは多分、ドルアーガ王の稚性の「影」だ。最終的に王の影を打ち負かすんだろうけど、さてこの幼稚さってェのはどっちの属性なんだろうね。本体、それとも影?


「影なのに影に入れない」敵の大群を小細工やらでなんとかする、っちう割と話作りのしやすい回だったとは思うんだけど、なんかいろいろ「?」なとこがあってちと躓いたりしたな。ヘッドギア娘さんがワイヤガン持ってるのなら、最初っから岩の上に避難してワイヤ伝いに空中を逃げれば良かったんと違うか? とかさ。わざわざ巨岩をぶっ倒さなくてもね。


マジック・フットプリンツの呪文で先行してたニーバさんたちの(文字通り)足跡を辿るネタは、まァご都合主義ではあるものの、なんかマジなRPGっぽくてちょっと好きなディテイルでした。


行軍兵士や影たちはCG描画。別にそんな面倒な形状してるってほどでもないが、わらわらと数を出す都合上こっちの方が省力化できる、っちうこっちゃな。兵士はともかく、ほぼ全身真っ黒けっけの影さんたちは案外他の手描き絵との違和感は無かった。


ソウルイーター45話。メデューサ/シュタイン組の結末。まさかアラクネさんより先にメデューサさんが退場するとは思わなかったのでちょっと意外。消滅したとは言えヤケにアッサリした結末だったし、前回の例もあるしでホンマに退場したのかイマイチ確信が持てぬが…まァ、アニメの残り話数を考えるとマジやろな。うん。


とりあえずマリーとクロナがホンマに策ナシで戦ってたのに割とガッカリする。前回一応は思わせぶりなこと言ってたのって正味のブラフだったのか。そら確かに接触しての「癒しの波動」のイリキは判るが、そんなんあるならはるか以前にやっとけよなァ、ってのが正直なトコです。「状況を精神的に引っくり返すため」という物語上の要請がスケスケに見えるクロナさんの犠牲シーンにも、ちょっと興醒めたりした。


とまあ、話の転がし方はあんましピリッとしなかったんだけど、それでもクロナさんとの思い出をまるごとぶつけてメデューサを斬るマカさん、っちう一連のシーケンスはなかなかに燃えましたか。こればっかりは積み重ねの効用よねえ。…クロナさんがカムバックするのか否かは微妙だけど、ね。