ドジっこ伽羅

●ドジっちい人の表現として「なんにもない所ですっ転ぶ」ってのがある。無論ワタシはそのクチだ。気ばかりあせって前へ前へと意識が向くのに身体制御がついてってないのだろう。そしてドジ野郎の末席を汚す身としてワタシはさらにその先を行く。ちうか行ってしまった。…「なんにも喋ってないのに舌を噛む」ってのを実現した、っちう、ね。


いやアレよ? 何か喋ろうとはしてたのよ? でも待てよこれは別に今言わなくてもエエんと違うか、なんか相手忙しそうだし、ううんしかしサラッとスルッと喋れば問題なくイケそうな気もするし、いいやされど…とかわたわたと考えてたら喋る前に舌噛んだ。転ばぬ先の杖を取りにいく過程ですっ転んでちゃ世話ねェやなあ。


●思慮の浅い人の表現として「安物買いの銭失い」ってのがある。当然ワタシはそのクチだ。総合的に事象をとらえれば難なく回避できるハズのババを、アッサリキッチリ掴んでしまうその技量やハズレ無し。


6本198円のジェルインクボールペンを見つけて「おおこれは安い、通常の1/3の値段やないの」と購入して使ってみれば、インクの持ちは通常の1/5以下だった、とね。もう、アホほどすぐインクが切れる。あまりの書けなさに中のインクタンクを切り開いて見もしたさ。そらもうキレイに空っぽさ。うーん、ここまでキレイだと潔いわェ天晴れダメボールペン…ってそんな理屈通るかァ!


●あ、ワシ最近ジェルインクの水性ボールペンに耽溺してんですよ。シュッと描けてタッチも残るし、落描きするのにとても様子がよろしいなあ。…何のかんので落描き目的かい! そうです。