ドルアーガ/ソウルイーター/屍姫

ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜・4話。復活のドルアーガを斃し、今度こそ裏面に進むご一行。再生怪獣は弱いと相場は決まってますしね。「二度と引き返せない」っちうシバリはファティナさんの言うように怪しいものだが、ともかく一応この設定によって役者は揃い踏みでござる、てなもんだ。ついでに「若ギル」という最終ステージの示唆も与えられ…ってアレはブルークリスタルロッドかな? まいいや。


カーヤさんはカイとギルの血を引く者であり、その目的は父王弑逆にある。それはとりもなおさず父王を救うための行為でもあり…とまあ、ここまでお膳立てができていれば何とかシヤワセな結末も見えてきそうな気はしますが。あーそういや、サキュバスさんはどこ行ったのだ? まいいや。あと何となく、あのヘッドギアペったん弓矢娘さんが怪しいと思った。根谷美智子さんの手のものか?


ソウルイーター44話。クロナ/マリーvsメデューサ/シュタイン、のタッグマッチ戦闘開始。戦闘前からメデューサさんはその言葉もて相手に毒を注ぎまくる。ハタで聞いてる分には整合性のカケラもない姑息(その場しのぎ)な毒言なんだけど、当事者たちにとってはズバンズバンと刺されまくられてる状況なのだろうな。


さて。メデューサさんたちに翻弄されっ放しの(元)シブセン組であり、はてこいつら無策でこんな険呑なとこまで来やがったのか…と思ってたらそうでもなさげなマリーさんの挑発があったり。それにしても、ラストのマカ乱入(これ自体は実にドラマチックだが)が無ければ普通にクロナさんが死んでたように思うんだけどな。…ホンマに何か策があるのか?


基本的に作画レベルを高位置でキープしてる本作でして、今回もよう動くアクションが散見されたのだが、アチシが一番印象に残ったのはダメダメ状態のシュタイン先生の見る心象風景でした。あの丁寧な水の表現はちょっと膝乗り出したりしましたぜ。


屍姫 玄6話。エナさんは藤原兄の似姿にて襲い掛かる。オーリさんは「兄殺しのいやな気分をマキナさんに経験させたくない」とて無謀なる突進をするのだが、意外にもなんとかなったり。様々な存在に護られているからだそうで、守護の主体はホンマモンの兄さんである。ならば似姿としての兄は、既にオーリさんの障害とはならない…という。


オーリさんが惑わし攻撃を退け、マキナさんが荒事によって敵を斃す。エナさんは…んー、なんか七星という特別な屍集団としてはちょっと弱いかな(戦闘力じゃなくて、物語上の存在がね)と思ったりした。妄執バックボーンももうちょっと書き込めたのと違うかな、とか。と思ってたらその裏側で風船さんが暗躍してました。毒牙にかかったお胸様の「星村マキナは美しい。きっと彼女は死んでいるからだ」っちう台詞が妙にサイコパス者っぽくてエエ台詞だなあ。


様相の変わったのぞみお胸ちゃんを「か弱さが無いのでヤだ」っちうバカ友人さんはバカ正しくてよろしい。当たらずと雖も割と遠いんけどさ。なんか「狂人の直感」的というか。あとハンマー娘さんがいちいちねこ目ねこ口して冷やかしにかかるのがちょっとワルかわいかった。