つってもほぼあにめ話

●ひっさびさのちゃんとした休みであり、ひっさびさに自転車で近所をぶらぶら回ったりする。んで本屋にていろいろ立ち読み。まずスカイ・クロラのプロモ本みたいなのをざざっと読む(設定集とかはまだ出てないのかな)。メカデザの竹内さんの話を読むと、散香はクルト・タンクっぽさをベースに、アンブロシーニSS4テイストが入ったもの…らしい。なるほど、あの長ッ鼻具合はFw-190後期〜Ta-152のソレなんですな。ま、散香はプッシャーなので長ッ鼻によってエンジン部分がごっつ小さくなってる、とTa-152の逆なんですけどね。


アンブロシーニSS4は昔、パネキットで作ろうと思って資料をネットで探したものの、どうも画像が少なくて…という思い出がある。今「Ambrosini S.S.4」で検索かけてみたら結構ちゃんとした三面図とかもあるな。んー、久々にパネキやってみたくなってきた。…とか言いつつ、英語版ウィキペたん三面図とやらが妙に面白かったりした、という脇道。


ちなみにロストック側は独逸風、ラウテルン側は英国風なのね。あのティーチャー機の悪魔的なデコボコ加減は、そうか英国機の雰囲気だったのか。押井vs岡部ださく、という構図ですな。


●ついでにギガンティック・フォーミュラの本があったので何故か今更見てみる。うーん、世界設定とかデザインとか、こうして資料で見るとなんと魅力的な作品であることか。音楽もとっても良かったし。とりあえず大河原メカのとんでもない押し出しと絶対正義感を見て、これをずーっと石像のまんまに置いといてヨシとしてるようでは全くダメだ! と思う。ワシ、いつあの石像を割って大河原ロボが出てくるか、とそれを楽しみにしてたのに。…押し出しで言うなら村上克司デザインのアレも大概だけど。


あと、どのデザインもちゃんとCGで立体化されてる中、ベネズエラのロボだけが大幅なデザイン変更…というよりただのデザイン差し替えな憂き目に遭うてはるのがなんかかわいそうだ。デザイナーさんはガックシだろうなあ。「演出上の要請」らしいが、えーと確か…ベネズエラロボは米軍のお下がりとかそういう感じだっけ? 元デザインでは強すぎとか、そんなん? じゃそういうデザインで発注してあげれば良かったになあ。


●帰りっかかりにアイス喰う。練乳ソースが今までよりタップリ入ったアイスとのこと。袋の説明を見るに、アイスバーの上半分と、それから下半分のサイドにもソースが入っているそうな。…なるほど! これ見てなんとなく判った! 今までこういう二重構造のアイス喰うたび、上半分だけしか入ってないソースを見て「なんでもっとタップリ入れてくれんかなあ、ケチくさいことだなあ」と思ってたが、要するにアレはアイスバーとしての強度確保の問題だったのだな。全部均等に二重構造にしちゃうと、アイスよりも構造的に柔弱なソースではバーを支えきれない…とかそういうことなのだろう。


ま確かに、考えてみればアイス全部が中身のソースになったからって贅沢か、ってェと別にそうでもないんだよな。そない価格差のあるような食材でも無かろうし。チョコチップクッキーの「チョコ増量!」みたいなもんだ、てな話は前に書いたような気がするが忘れた。あ、アイスの味? そこそこでした。