スレイヤーズ/銀魂

スレイヤーズREVOLUTION・4話。リナ/ガウリィ組とアメリア/ゼル組に分けてのお話。双方おとなしめで落ちついてるようで割とそうでもないアメリア/ゼル組の描写が面白い。そーいやそういうキャラだったような気もするな。正義バカというよりは、行動のキッカケを「正義」という言葉に無意識に仮託してしまってるようなアメリアさんが危なっかしくもかわいらしい。かわいいの? うん。鈴木真仁だし。


自作の戦車作って大暴れ、というかなりテキトーな脚本が実にスレイヤーズらしくて良いと思いました。ツッコんだら負けだが、同時にツッコむべきであるような気もする。砲塔に仰角や方位を指示しときながら、テメエで勝手に魔法をぶっぱなしてるリナさんのギャグはかなり面白かった。これで「関係ないじゃん」という説明ツッコミが入らなければもっと良かったが、ツッコミ主がガウリィさんの大バカ介なのでギリギリセーフ。


ド脇役の生天目さんは次回登場なんだろうな。多分。…このまま収録終了ってのはなんぼなんでもゼエタクに過ぎるぞ?


銀魂116話。竜宮城アークその2。基本的に状況と登場人物を整える繋ぎ話なのだけれど、てことはその分しょーもないギャグにリソースを費やせるってことであり、なかなか救いようのない台詞満載の回になってて割と堪能した。銀さんと桂さんがジジイになって変則的なボケを投げてくるのでバリエーションも多くあり。てェか、唯一のツッコミである新八さんが八面六臂でしたなあ。冒頭のキレ芸も見事でした。


…ま、新八の阪口大助さんにアホほど働かせて周りが美味しいとこをついばんでるような構図ですな。ええぞ大助効率悪いぞ。それにしても何ゆえ銀さんは常に田中邦衛口調なのか。あと、乙姫役の高島雅羅がエエ貫禄だとか思ってたら「ヤンのかコラァ!」の啖呵が見事すぎて感心した。大御所は違うなあ!


そういう中にあって、突発的に異様なテンポで作画されてた九兵衛/神楽の瞬殺バトルシーンに目を引かれたりもした。アレはなかなかムチャでOK。