●BAMBOO BLADE・19話。てことでアニメオリジナル回でございますが、ふむふむ今までとはそんなに雰囲気も変わらないしキャラの深化も図ってるししょーもないギャグも生きてるし、スタッフは丁寧な仕事してますのんな…って、すげえステロタイプなガイジンさん来たよ？ どうにも安っぽいけど、1話でインパクト出すにはそない複雑なキャラも出せませんか。そうですか。…しかし最近このテのガイジンキャラよく見る気がするなあ。赤毛は珍しいか？
けどまあ、ラストシーンの「何だこの話」感が見事だったので許してしまいましたけどね。普通は先生のツッコミ視点だわな。てことで、1話読みきりのエピソードとしてはちゃんとできてたのではないでしょか。ダンくんに対して焦りのようなものを感じる阪口さんとか、その辺りは今後に生かされてくる伏線なのかな。伏線っちゃ「タマさんは負けることも必要」という会話があったので、てっきりあのガイジンさんはタマさんと闘うのかと思っちゃいましたけどね。…再登場あるのかな。二刀流だけど。
●ARIA The ORIGINATION・7話。ARIAカンパニーエピソード0。グランマはいかにしてアリア社長と出会い、そして自分の会社を立ち上げるに至ったか…というお話。アリシアさんの先輩という媒介物を絡めつつ、いろんなことが判ったり明らかになったりする話なのだけど。
汚れた風情でただ海の方向を見ていた若き社長、そしてその姿に何かを見たグランマ。それが何なのかは結局明らかとはならない。それが全てのはじまり…と言われると「そんなもんかな」と感じちゃうのがエライもんでんな。何か一種、神話的な伝説的なものさえ感じてしまいそうでござるよ。てェかグランマ、若くてキレイ！ そんで松尾佳子の声！ つくづく声優さんってのは凄い商売だと思いましたよ。ヒロイン役って久々じゃない？ フローネとか以来か？
今回の舞台・ネオブラーノ島はセッティングとして面白うございましたな。1期2期によく出てきた日本イズムな設定よりもこういう方がなんか好き。あと冒頭の海を渡るゴンドラ、雲を映した水面を真上から見る…てな描写は大嘘っぽいけどとにかく美しかった。良。
