バンブーブレード/スケブ/もっけ/銀魂

BAMBOO BLADE・8話。剣道をちょこっと離れて番外的なバイト話…だけど、どうやら次回もこのノリでいくみたい。流石に前回までのようなスポーツマンガ的なドキワクは無いけれど、タマさんの「はじめてのおしごと」ぶりの初々しさで普通に話を持たせてるので問題は無いな。竹刀持ったら恐いモノなしのタマさんが、客相手には手に汗をかく…というエピソードとか、彼女らしくてエエやないですか。


今回は割と足フェチなショットが多かったけど、タマさんの気持をミニスカのひかがみで表現してるシーンが一番フェチぃ絵だったな。心配になってキュッと足を縮めるとことかね。あとノブちゃんってダンくんの身内か何かか? あとあの店長はうすいさちよさんか? …声が大原さやかってのもスゲエが。スケブでの弟さんといい、割と色んな役をやらはるのんね。


●スケッチブック9話。テスト勉強とお茶の話で、空さんはどうしてもお茶とペアにならざるを得ないのだ、という。なんかお茶ってのが彼女のペルソナみたいな気がしてきた。お話自体は先輩たちのバカ個性による勉強ネタ連発であり、各々のキャラが立ってはるので危なげも無いね。こういうときにしみじみとシメるのが虫愛ずる栗原さん。便利っちゃ便利だな。


…でもな、前にも言うたけどな、何故かワシ「図書館で騒ぐ」というネタに拒否反応が出ちゃうんだよな。単なるギャグだってのは判ってんですがねえ。ケイトさんのキャラの安易さへの反発もあるかもしれない。


もっけ8話。恐怖の修学旅行の巻。そうか、ミズキさんにとって旅行ってのは庇護者から隔離されちゃうと同義なのだな。意外と難儀な星回りのお子さんである。案の定モノに憑かれかけた彼女を救ったのがセクハラババアで、一見恐ろしげで怪しげで胡散臭げながら彼女の救い主となる。…とここまででも成立してる話を、さらにもっかい引っくり返して「実はやっぱり異形のモノでした」でシメるのか。「あたしが行くところにあんたが来るんだ」。なるほどね。


てことで、なんか妙な機微があって面白かったです。ただ、カメラを落とされたことでミズキさんがあそこまで激昂するノリはちとよく判んなかったな。確かにガッカリだが、掴みかかるほどの怒りを出すまでの仕込みが少し足んなかったような。でもなんで今時フィルムのカメラだったんだろ。雰囲気? 


銀魂83話。「キャバ嬢さんが居ない時にお偉いさんが来るのでどうしよう」という、始まって早々にダメオーラの漂う話の流れに痺れる。そっからあとの脚本は加速度的に酷くなっていくばかり。折角出てきた「九兵衛ちゃん女装(女装?)」という大ネタがあっというまに後景になってゆく怒濤の展開に呆れました。ま、ラストはちゃんと九兵衛ちゃんにシメさせてはったんだけどね。将軍様をお堀に叩き込むというね。酷えなあ(誉めてる)。


それにしてもホンマ、将軍様フルチン街中大爆走とか30分マットでローションでとか、バカ臭いにも程があるのであってようこんな話放映するものだな。偉いよ。エンディングでの将軍サーヴィス絵、何かモザイク越しの色が生々しくてさあ。偉いよ。何でしょう、打ち切り近いとかでヤケクソとかじゃないよね? あとどうでもいいような気がしてきたが、バトルシーンの作画はゴスゴスと動いていて気持ち良かった。ま、どうでもいいですかね。ええ。