スレイヤーズ/銀魂

スレイヤーズREVOLUTION・6話。チン祭でタマ転がし…フゥーム、奥が深いね。てことで本筋を離れて割とどうでもいいエピソード、つまりスレイヤーズ作品的には大事な話ですわな。対立する三つの村がチン祭で競い合ってるのに介入するご一統、である。


…えーとですね、正直言ってワシ、すげえおもろかったです。誠にどうでもいい祭の内容(でかいタマを頂上まで運ぶというシジフォス祭)から始まって、三者三様に可笑しいタマ転がしゴーレムとか、何故か勃発しちゃうジジババの恋の鞘当てとか、最後とってつけたようにエエ話でシメそうになりつつ、やっぱり酷いオチがつく構成とか、んー…ユルアニメとして割と完璧だったのではないかな。楽しいなあ。


ちうか、京田尚子をめぐって有川博大平透清川元夢が喧嘩する、という構図には眩暈すら覚える。素晴らしい。さぞかし凄まじいアフレコ光景だったのではあるまいか。うん、えーと、皆さん長生きしてね!


銀魂118話。竜宮城アークの決着編、奇しくもジジババ話で上と繋がりました。別に奇しくはないか。こういうサイズのアークのご多分に漏れず、誰一人として悪人は居らず、ただ強い想いを暴走させた弱き者があったのみ…という構図。ジジババになろうがどうしようが本質は変わらねえので気にするな! となれば、最後乙姫を救うのはジジババのままのご一統であって欲しかったような気はするが、まァそこはファンの目もありますからしょがねーですかね。


それでも、ギリギリまでバカチンなジジイ演技のままでシリアスをやりかけたりする杉田/石田組の気合演技は楽しかったなあ。…今ごろ思ったのだけど、ひょっとして石田さんのジジイ演技って大滝秀治か? 違うか? まいいや。


エピローグの締め方がキレイすぎて感心した。宇宙船一つ都市一つというでかい話を、ああいう局地的な人情譚でオトすやりくちはキライじゃないです。あとこのアーク全てそうだったが、アクションシーンになるとグッと絵が凝るんですな。アップの乙姫さんが怖ェ怖ェ。