もやしもん/みなみけ

もやしもん・2話まとめてで最終回。斎賀みつきのゴス男にちゅーされて魔法を失ったので遥さんから捨てられた沢木さん。んでもそれは遥姐さんが焦ってたからでもあるんですよね、というお話。原作ではもうちっとザラッとした雰囲気の所を少し暖かめに演出してたのは、やっぱこの回で終わらせなきゃならんからだろうな。そんかし美里/川浜コンビの「長谷川さん、そりゃねェぜ」とかのカッチョよさも2割ほど減ってましたかしら。いや充分な漢でしたけどね! エエぞダメ先輩!


総評。いやこれ、エエんと違いますか? とかワタシが言わんでもかなり視聴率良かったそうだが。狂騒的でありながら一方でどっか冷めてるような、独特のもやしもんテイスツが心地よくありました。今期アニメの中ではかなり次週が楽しみな作品でしたよ。あと菌だな菌。公式ページでCG菌見たときには「これでちゃんとイケるんかいな?」と心配したが杞憂なりき。CGだけじゃなく、何故か妙に作画も良かったりしたしねえ。あとエロだなエロ。


蛍のゴス化理由とか沢木の能力を及川に隠さねばならぬワケとか、普通ならカチッと展開させるだろう部分を割と雰囲気だけで流しちゃう「ユルさ」がいかにもマンガ原作っぽいというか。ユルさと言うよりは作家性と言ったほうがいいのかな。とにかくそういう要素に意外とクセのある原作だったと思うんだけど、結構上手いこと曖昧さを残したまま成立させてたのはなんか偉いと思ったり。


あと第2シーズンアリな雰囲気は…うーん、今回のアニメ化にあたっては原作のアチコチから蚕食(と言って悪ければ再構成)してるので、ちょっと難しいような気もする。とりあえず沖縄とフランスには行けるか。


…そういやノイタミナ枠の現代を舞台にした作品って、結構ドラマ/映画化率が高いんだけど…これはどうなんかしら。でももしそうなったら、あの先輩二人とかも美形アイドル使ったりするんだろうなあ。笑い飯の西田とか使わないんだろうなあ。日吉の兄もケンコバじゃないんだろうなあ。ちぇ。


みなみけ12話。クリスマスがどうしたこうした。あっしには関わりのねえことでござんすが、女みなみけさんたちにはそこそこのエピソードをもたらしたのでありました。主に三女さんのサンタ話がメインですけどね。…頂いたクマっぽいぬいぐるみに対する、現実的と空想的の妙なパッチワーク的感情がそれっぽくておもろかった。アラスカ出身とは考えるが名前付けるのは幼稚なのか。ははあ。


ほぼバカしかいない男みなみけさんたちは置いといて、クリスマスに焼肉外食して「奮発しよう」つってる長女さん見ると、はてこの人たちはいかにして収入得てんだったかと思ってしまった。何か設定あったっけ。それともそこは過度な期待をしないようにすべきか。