銀魂/げんしけん

銀魂84話。前回の予告段階から「あーこりゃマトモな話にはなりそーもねーなー」てな雰囲気はヒシヒシと感じられたのだが、もう何だ、そういうワタシの凡人予想をはるかに上回るしょーもなくも馬力のデカいバカ話でした。アバンに5分も取ってあんなくっだらねえドラマCDのオマケみたいなのやるとはねえ。歌うな歌うな。


てことで要するに「石塚運昇で遊んでみよう! の巻」ですな。カウビバ辺りから引っ張ってこられたハードボイルドイメージを、原子レベルにまで粉砕する数々のバカネタ! スタートのアイキャッチから終わりのキャッツアイまで「頭どうかしてんのか」てなほどのギャグ的妄執に頭が下がる。も、いいからここは杉田の兄ちゃんが山寺モノマネでもしてカウビバやっちゃえ。天パー繋がりでさ。どうよ。


げんしけん2・9話。就職活動悲喜モゴモゴモゴモゴの話。笹原の現実的な「壁ぶち当たり」は個人的に身につまされたりして興味深かったが、まァ何ですな、その対極とも言える高坂-春日部ペアの非現実的な苦難が面白すぎました。眉目秀麗のスーパーマンにして臆面もないオタクさんである高坂さんにくっついていくのは大変だなあ。電車内での悪夢っぽい何かのシーンは確かに、リアル過ぎました。うん、咲姉さんは十回ヤれ。ヤっとけヤっとけ。


笹原さんは編集者になりたいようだが、同人誌と著作権の問題に踏み込んでくるのは言われてみれば当然のことながら、そーかドラえもんのアレ話を出してくるか。こういうネタのチョイス具合がげんしけん的なリアリティでもありますね。あと笹原-荻上フラグにバカンと言及したのがクッチーってのは、ひょっとして「狂人の直感」ってヤツ?