見たものォ〜見たろうゥ〜

●電車に乗ってて一日に色々見たので覚えとこうと必死になって、忘れなかったのを書く。


●窓外にとってもカッチョよろしいダクトの集積体を見る。焼肉屋さんの裏手らしい。直方体の本体部分から五六本のダクト管が絶妙な不規則加減でニョキニョキ生えてて、ちょっと凝ったデザインのアニメロボのバックパックみたいなの。アレ欲しい。一家に一台欲しい。


ダクトって言えば、ワタシはあんまり「未来世紀ブラジル」に出てくるダクトのセンスが好きではない。無論あの劇中におけるダクトは「醜悪なもの」としてデザインされてるんだけど、その醜悪さのセンスがわざとらしくて、「ほうらこうすれば病んだ世界の感じに見えるでしょー」てな意図が強すぎるんだよな。無茶なイチャモンだと承知してはいるんですけどね。あ、映画自体は生涯一番好きなんです。これはもう刷り込みなので。


●電車内にてとっても特徴的な顔立ちの女性を見る。耳も目も大きいが口はさらに大きくて突出しており、そして唇はぽってりと肉感的。いわゆる美人ではないが、何と言うか完成度が高いと言うか才気を感じると言うか、かなり目を引く顔立ちであった。しかしどっかで見たような造形だなあ、とつらつら考えてて思い出した。ホムンクルスにそっくりなんだ! 


…いや、こんな異形感はないですしちゃんと人間的な印象の顔ですよ? でもそっくりだ。その女性はきっと素晴らしい感性と感覚の持ち主に違いない! だって脳内感覚マップそのまんまなんだからな! うーん、勝手な印象押し付け野郎である。


以前ヘッドライトが片っぽ消えてる車の日記を書いたが、今回はホームに入ってきた電車が片ライトだった。いやまあ別に、電車だろうが車だろうが電球は切れるんだろうが、電車って割とそういうとこの管理をしっかりやってそうだったので、ちと意外だったので、ええまあ。