バンブーブレード/スケッチブック/銀魂

バンブーブレード6話。あ、スポーツ対戦アニメとして普通に面白いような。とりあえず相手高校のキャラたちはちゃんとソレらしく性格づいており、またこっちサイドの面々も「タマさんの教えが各々に生きる」というバックボーンのおかげでスッキリと見られた。ちうか、一発でバレバレなタマちゃんの変装(だか何だか)はすかし方がエエな。騙しっ放しでは後味悪いし、バレて揉めても雰囲気悪いし。


大将の試合は紆余曲折とタメがあっただけにかなり気持ち良いワンパン勝負になってたですね。ここまでワンサイドなら却って悔いも残るまいて。しかしおみむらの黒っぽい人は案外常識的な黒っぽさだったな…と思ってたらおお、稲田徹がラスボスなのか。これはまた意外っちゃ意外、ちょっと来週が面白そうな気がします。…あと、ダンさんはミヤミヤの性癖に気づいてるのか? なら割と大人物なのかも。


●スケッチブック7話。後藤邑子のガイジーンさんが来襲する話。…別に日本のアニメは須らく人種的に妥当な表現なるべしとは思わないが、ここまでステロタイプな「ガイジンと言えばパツキンでエセ日本語で無知」てなベタネタだとどうも辛いなあ。ねこ語というヒネリがある分、ペルシャねこ相手に会話で苦労してるミケさんたちのエピソードの方がまだ心穏やかに見ることができたかも。


「事態を引っ掻き回すだけ引っ掻き回してそれだけ」てな役目の先輩二人組がなんか面白い。この作品にあるちょっとした悪意を体現するようなキャラですよな。コイツらだけで一本話作れそうだなと思ったら、次回がそうみたいですね。…いや、何となく判るんだワシも。「エエカゲンな先輩」という立場ってやってるほうは楽しいもんねえゲヘヘへ。


銀魂81話。柳生編のラストであり大団円みたいな何かである。登場人物みんなちょっとずつ割り切れない思いを抱えて剣を引き、ラストのバカネタでその気分を帳消しにする…てな流れに銀魂メソッドを見ましたですよ。ハシラ文章で「皿を割ったら勝ちって覚えてましたか」と書いてあったけど、ゴリラネタの方こそ忘れかけてましたよワシ。ってェか「夫婦初めての共同作業がバナナ入刀」というネタのひどさはどうだ。素晴らしいじゃないかバーカ。


にしても、なんかエエこと言うて丸く収めようとしてたけど、柳生のパパ上とジジイの所業は一歩間違ったら猟奇的エロ小説のソレだよなあ。娘に対するイガんだ愛情と言うか何と言うか。


画面は今までに引き続きアクション作画に気合が入っていて、開幕早々の木剣のやりとりとかは割と見惚れてしまった。あと「大西くんが転校」って、何でまた原作の編集者ネタまでフォローしてんだかなあもう。