メイドガイ/図書館戦争/銀魂

仮面のメイドガイ6話。ダイエットと風邪の話をあわせてどうぞ、である。やっぱ30分で2話の懐かしアニメっぽい構成だよな。ムリに引き伸ばしていないのでテンポがよろしい。これは延命を考えなくて良い単発企画アニメの利点ではある。あと予告の「おこぼれを狙う者」に反応してしまうワタシはボトムズ野郎。てかボトムズ予告パロ、ってワケでもないのね。


前半のダイエット話は「やっぱそうなるわなあ」のちちネタに終始するのみであってとても正しかった。あと後半の「たまたま頭に乗っかったアサリが口開いたので熱が出てるのがバレる」というネタが最高に下らなくてかわいくて良かった。あと断食やら薬物やらによって「身も心も魂も」な危険ダイエットを連発するシーンで岸和田博士の霊媒ダイエットを思い出しました。エクトプラズムをどんどん出して痩せんの。ご先祖にも出会えて一石二鳥。


図書館戦争4話。基地司令が囚われたので笠原さんがなんとかする話…に見えて結局役に立たなかった話。んー、バカ会話に見せかけて情報を伝えるという笠原さんには珍しい機転とか、「敷地内でしか発砲許可が下りないんだったらその土地買って敷地にしちゃえばいいじゃない」という富豪刑事的バカ展開とか、そういう要素は面白かったのになあ。笠原の情報は義足発信機のおかげで無意味だったし、結局ほとんど発砲しない突入シーケンスだったし、何故わざわざ伏線を潰していくようなギミックを盛り込んじゃうんだろ。よう判らん。


ただ単に笠原さんの「仕事も恋も」な展開を楽しむにはエエんだろうけど、なまじ「書籍への迫害」という重い背景を掲げてるだけに、虚構に対する中途半端な立ち位置がどうも気になるんだよなあ。紺屋の白袴というか医者の不養生というか、その主題でそこをおろそかにしたら本当に意味ないだろう、と思ってしまう。いやそんなん思ってるワシが野暮天客だってのは承知してるんですけどさ。うーん、ねえ。


笠原さんは順調に上司の人と仲良く喧嘩状態になってて、それはそれでエエと思います。「べ、別に」云々で始まる台詞言い出したらもうアウトじゃよなゲッヘッヘ。てことで次回は両親が職場にやってくるようだけど、ひょっとして松竹新喜劇路線の話ですか? ベタやなあ!


銀魂106話。なんか知らんがOPでまァたアニメ第1話の映像流してて、これ見るたびにあーそういや天人って居たなあ、というそんな自ギャグ的ネタですな。そして本編がそれと全く関係のないサッカーネタであり導入からオチまで一試合のサッカーギャグだけで終わるというすげえ純粋な構成。…ま、アマラオさんの息子ネタは早々にバレちゃいましたけどね。


それにしても酷い話だな、イブラハ。サッカーネタ以上に、スキあらば中学生レベルのどうしようもない下ネタを差し込んでこようとするその作劇態度はどうなのか。何がタマを自由に操るスポーツだそれは私のおいなりさんだ。そしてあに雪野五月に下ネタを…って、最近は下ネタバッチ来い系の人に見えてくるんですが。うん、とても素晴らしいのでもっとやれ。そして下半身暴走系な役に小野坂昌也とは…って、これはまあ本人が喜んでやってそうでんな。


んで、アデランスの中野さんは何故ここに?