飯炊きおやじ

●我が炊飯器はここに越して以来の盟友であるので、すでに十数年の付き合いがある。途中土鍋炊飯に凝ってた頃は見限ったりもしたけれど、そして今でもたまに見限るけれど。まあ土鍋で米を炊くほうが美味いっちゃ美味いのだよな。手間もそんな変わらんしな。しかしやっぱタイマーってのは文明の利器であり科学の勝利だねえ。こればっかしは土鍋には真似できぬ技ではある。


しかしこの炊飯器も汚れてきたなあ、と急に思い立って洗浄してやることにした。おおピカピカ。ついでに上蓋の蝶番が半分バカになってたので針金で補修してやる。よし、これで買った当時そのままの姿になったぞ! いいやマジ本当だって、だから鏡は見るな!


てことで新生炊飯器で飯を炊いて喰う。ほしたらこれが美味いのよ。ああー、今まで蓋がガタついてたおかげで微妙に蒸気が漏れたりして、それで土鍋ご飯よりもダンチで不味かったのか。やあこれはワタシが悪かった。すまんすまん。これからはチミ一筋で飯を炊くことにするよ。…たまに土鍋に浮気もするけれどな。おこげとかな。


…水斑蛇(すいはんじゃ)が出てきたのは安永航一郎の何のマンガだっけ。中野予備校だっけ。センタクキとレイゾウコも居たっけ。漢字が思い出せません。


●お隣部屋さんの引越し作業が始まっている。業者使わずに段階的に作業してはるようだ。ああ、これでこの建造物にはワタシ一人となってしまうのか。少々寂しくなるものだ。…大家さんには「すんません、ワタシはもうちょっと猶予ください」とは言ってあるけれど、うーむ。何とかせんならんなあ。