北の国から来たキノコ

昨日買ってきたとてもとても怪しげな北の国産マツタケ、さっそく炊き込み御飯として喰ってみましたよ。研いだ米に酒と醤油と水と昆布と、それとマッタケ放りこんで炊飯器で炊く。ちょっとごまかしにサラダ油たらしたりしてね。水分量は少なめに。さてこれでよし、仕込んどいて外出する。


ウチに帰ってきたら部屋に立ちこめる芳しきマッタケの香り…って程でもないな。サックリと混ぜて椀に盛る。おかずは豚肉の端切れとモヤシの炒め物、というおよそつりあわない代物。エエねん、ワシが旨かったら。てことで頂きますけれども。


うん、炊き込み飯としてはほぼミスもなく美味く炊けている。水分量もエエ感じでこれは成功。肝心のマッタケであるけれど…うーん、確かに香りや風味はごく薄いなあ。これは産地云々もあろうけど、見切り品という劣化要素の方が大きいか。とりあえずちゃんとマッタケご飯以外の何者でもない喰い物だし、食感や味は問題なく美味いし、これで百円なら文句ねえやな。…何か余計な薬品や挟雑物が入ってなければ、ですけどね。うん。


あ、豚肉の炒め物は何の故障もなく旨かったですよ? 味付けは市販の焼肉用塩だれ。んまいよね、あれ。焼肉用限定にしておくには勿体無い。