ラウンド99ファイト

●大学時代にSFCへの移植があって以来のストII好きでありもう15年も経つのだなあ。当時の我が下宿は先輩のバイトの帰り道に当たっており、かの人はバイト終わりに必ずウチにやってきて「よし、ほなやろか」てな感じでラウンドワンファイトの連続であった。ファイト数カウンタはとっくに99のカンスト。よくもまあ飽きもせず、と今更ながら思います。


今でも格ゲー好きではあるのだが、このトシになると流石に反射神経も記憶力も衰え気味でねえ。どうしたってそりゃ、新作どころか初代ストIIにさえてこずったりするものですよ。んで昔ちょっと思ったのが「シム格闘ゲーム」ってできないかなあ、と。いや3Dでリアルな挙動のゲームはすでに色々あるだろうけど、そうじゃなくてそのね、反射神経いらない格ゲー、という。


まず対戦相手と相対しますわな。ふむ、ヤツはまず得意の右の強ローキックバスターで来るだろう、ならばこっちはステップですかしつつ反対側に…いやあえて蹴り脚側に踏み込んで機先を制すか、その上で左ジャブを警戒しつつ弱波動ファイアーフックを叩き込もう…と、こんな感じで入力しますわな。よしこれで入力終了、とやるとそして時間は動き出す(ゆっくりと)。しばらく格闘状況を見守り、攻撃が当たる等の一区切り状況が来たらストップかけてまた考える。うーんローキックは読み外れか、大き目の一撃喰らっちゃったからガードしつつここは一旦退がるか…とまあ、そんな感じでゲームが進むと。


キャラはやっぱポリゴンだろうな。そしてある程度の融通が利くようなAI要素とかもあったりね。相手の状況に反応して勝手にガードする確率が高いキャラとか、一旦決めたらそれしかやってくんないけど当たればデカいキャラとか。そういうシミュレーションゲーム。これなら茶ァすすりながら格ゲーできますよ? したいかどうかはともかく。


…需要無さそうだなあ。ていうか、アンタが知らんだけでもうそんなゲームがPS黎明期に出てましたよ、というオチもありやな。


●関係ないけど「横山体感ゲーム」というネタを思いつきました。シートがぐるんぐるんダイナミックに動くことで日本画の世界をリアルに再現できるというゲームジャンル。セーガー。