ヤマト/ゴブスレ/バキ

●ヤマト2202・4話。ヤマト発進の巻。水中から、反逆者として、青い地球を背に、味方の攻撃を打ち払っての出航という、前作と対比を成す要素満載ではあります。万全の主力として出て行くワケじゃないってのは共通してるんですけどね。夜中の海に続々集まってくる辺り、いかにも戦時のレジスタンス…っちうかなんか夜逃げみたい。あと前作からちょっと間が空いてるので代役の立ってるキャラがいくつか。藤堂の小川真司→小島敏彦は演説の格もキッチリしてて流石。榎本の藤原啓治津田健次郎はちょっと意外なキャスティングだったけど、うん違和感ないな。声優ってすごいやね。

ゴブリンスレイヤー・4話。今までにも増してテーブルトークのリプレイというか、「あーここはGMがこういう心積もりでギミックを配置したんだろうな」ってのが判る感じのお話であってなんだか心が温まる。ボスのオーガさんはこのパーティにしてはちょっと格上すぎる気はするが、プレイヤー(ゴブスレさんたち)の気付かなかったチートギミックか何かあったんかしらね。あと、リザードマンさんの使役するスパルトイたちが、見た目かっちょいい上に言う事聞いてるのがなんかかわいくてよろしかった。ちうかリザードマンさんの多芸多才ぶりはズルだな。時代劇で言う「先生、お願いします」みたい。

●バキ・18話。主にドイルと烈さんの話、というかこの辺から急激に情が深いお母さんみたいになる烈さんが主眼点の話。まあその人間性を励起させたのは死に掛けてまで烈さんをガードしたドイルさんではあるんですけどね。気を失って座り込んでる烈さんにちょっかいかけてくるチンピラや野犬を、いちいち追っ払うドイルさんが「不良がふと見せたやさしさ」的なアレでなんか可笑しい。このノリでドイル話を終わってりゃスッキリもしたんだろうけどねえ…とまあ、それは先の話ではある。烈さんの小山力也の中国拳法的怪鳥音は、とっても気合入っててよろしかったです。