後の先をとったりとらなかったり

●どっか旅行した時に駅の電車表示が「こんど」「つぎ」となってて判りにくいなあ、と思ったりした。慣れた人には問題ないだろうし、また上から順番に来るんだよ、ということだから間違えはせんだろうけどね。単語の意味が妙に似ているんだよな。両方とも「NEXT」だもんね。「こんど」は一回限り、「つぎ」は階層状にいくらでも重ねられる、と判断すれば良い…ってそんなんパッとは判んねえっす。


とか言うてたら、以前職場の人から聞くに「私は先発・次発もよく判んなくなるのです」と。言われてみれば確かになんかこんぐらがってきた。「次」のアレコレは上に書いたけど、「先」という字にも問題ありかも知れんね。この電車は先にもう出ちゃったって意味にも取れるし。いや、普通はそうは取らんけど、一瞬のイメージとしてね。


あんま関係ないけど、ガキの頃は「転ばぬ先の杖」ってよう判らんなあと思ってた。先ってどういうニュアンスだよってのもあるけど、転ぶことの予防でしょ? 転ぶ先の杖じゃないの? 意味逆じゃね? とか。なんかそれについてのリクツ聞きましたがもう忘れました。


●…てなことを思い出したのでした。古本屋で「はじめてのつぎのWii」ってタイトルの本をみかけましたので。ま、この場合は多分あえて混乱させるようなタイトルにしたんだろうけど、それにしてもどういう意味なのか。「初めて二台目のWiiを買う」という意味かなと思ってパラパラ見たらそうでもなくて、Wii本体を色々改造したりばらしたりする本だった。どうやらこの「つぎの」は更なる上の、てな意味らしい。…うーん、まあ、そうですか。へえ。