ギガンティック/コードE/銀魂

機神大戦ギガンティック・フォーミュラ21話。戦いに明け暮れる主人公達におとずれた合間話…なんだけど、なんかホンマに「単なる合間」でしかないように見えてしまうんだよなワシ。どうも物語にのめりこめないので、妹さんが暴れようが参謀長がゲス笑いしようがどうでもいい感じが抜けねえや。すんません。


マナさんが「私はシンゴくんを助けてゆくのだ」と決心する、というのが大きなテーマだったと思うんだけど、そこに至るまでの話も散漫に感じられてしまいましてね。ヴォーカル曲が入ったとこで感動すべきだったんだろうけどなあ。…あーあと、かなり関係ないけど、スワシンゴさんって名前がすわしんじと似てますね(今さら言うことか?)。


CODE-E・8話。今までチラチラと影は見えていた「悪役っぽいキャラ」が出てきました。矢尾一樹声の線の細そうな人だけど、「能力者」の集まる施設を作ろうとしてたりしてエエ人なんだか悪い人なんだか。…バス待ってると思わせてやってきたのが不動産屋のバン、てな微妙なネタが妙に細かいな。


…キャラデザインにしても語り口調にしても、なんか妙に古めかしい印象を与える作品ではありますなあ。今回も「脳には眠っている部分がある」とか「判らないことは大金持ち所有のコンピュータで調べる」とか、今時のお方やおまへんな、てな感じのエピソードがわらわら出てきてちと呆気にとられかけた。どうもマジっぽいってのがまた凄いよね。


上記謎の人の話以外はほとんど進まずに「これが恋なの恋かしら」ってやってんの見ると、基本的にはそういうことがメインのアニメなんだろうな。うーんそうかあ。…あでも、あからさまにダメ行動してるパツキン男の影でチャッカリ同じことしてる女相棒、ちうネタはちょっと良かったかな。いささかなりとも「一応デキる人なんだ」ってのが見えたので。


銀魂70話。ロボメイド話の完結編。動きの多い話だからかアクション作画には割と気合が入ってて良かったっすな。中ボスの巨大メイドロボの「巨大さ」が良く出てたメリハリのある動きは見ていてカッコ良かった。自己犠牲によって皆を救う人形、というベタネタも、あまり照れずにガッツリと描写してあって素直に見ることができましたか。


途中ずーっと芙蓉さんの顔が暫定版だったので「うーん、元の無表情顔パーツのままの方が情感を盛り上げやすいのではないか」とか思ってたらエピローグで出てきたのでなるほど、である。しかし桂さんやお登勢さんはここだけ出演とはゼエタクやなあ。


芙蓉さんのオイルを拭う神楽さん、という妙にしおらしい姿が見られたのはちと面白い。ちゃんと空気読める子やもんね。あと「ロッキーっぽいテーマ」ってのは原作ではどうだったんだろうか。やっぱそのまんまロッキーだったのか。