ぽてまよ/スカルマン/ヒロイック

ぽてまよ11〜12話。うむ、視聴者へのおもねり方がユルくて上手い。4コママンガとしてのノリ、落ちの投げっ放し部分の強さが、ヤッツケかついい具合なので視聴しやすいことだなあ(詠嘆)。あとネタの割り切りの身も蓋もなさも良い。井上喜久子のしっとりとした「素敵奴隷生活」×3とか。


大金持ちさんの定番ネタはヨシとして、カリ城レーザは「出るぞ出るぞ、ホラ出た」って感じでなんか満足してしまったなあ。あと相変わらず本筋と関係の無い三人娘もアクセントとして好き。


スカルマン7話。あ、石塚運昇のボグートが出てきた。確か平成版の009でも石塚さんだっけ。こういうのは割と嬉しいけど、なんか唐突な感じはする。上司の声が家弓家正だったけど、これは誰なのだろうね。検索してもよく判んない。多分レプカか中条長官だろ。それでいいや。


てことでニセとマジの両ガイコツ男がご対面である。己が中に弱さと過去を抱えたまま操られるニセモノさんは、退場が義務付けられているようなもんなので別に驚きもしなかったけど、ホンマモンに見逃してもらえたってのはちと意外でしたな。直後に身内にヤられてましたが、てことはホンマモンも宗教団体とつながりがあるってことかしら。


カメラ見ただけで全てを察して泣き出す川澄の人はちとご都合が過ぎたかな。そこはまずトップ屋兄さんに「ウソよね!」なり何なりで詰め寄るとこのような。


ヒロイック・エイジ19話。銀の種族への侵攻であるが、本丸落としたと思ったらもぬけの殻。逆に包囲されてしまう人類たちである。「生誕の地」の概念を巡っての意識差が明暗を分ける、というのはSF的ギミックとして面白い。…ま、相手のこと知らないんだったらそのくらいのことは誰か予測しとけよ、とは思いますけどね。スペオペにヤボなことは言っちゃダメですね。


姫様は「相手との対話を試みよう」と仰る。おおファーストコンタクトっぽい話になるのかな、と思ったら終始相手をビビらせっぱなし、というのがなんか可笑しかった。姫様によほどトラウマ持っちゃったんですな。そして満を持して、という風情の小清水ノドス出現。「喰い尽くせ!」の台詞が悪カッコ良かった。


あと、そろそろバカ兄弟さんたちはあの中途半端な立ち位置をなんとかしてやりたいな。こてんぱんにヤられるなり予想外すぎる大戦果上げちゃうなり、ね。