ギガンティック/ウエルベール/銀魂

機神大戦ギガンティック・フォーミュラ6話。寝床の上で娘ッ子の写真持って悶える少年と、それを覗き見しつつため息つくオヤジたち。なんじゃこの絵。てことで、今回の主題は覗き見でありました。そんなくくり方でええのか?


精神感応によって他国のロボ状況を垣間見る神代さん。これって結構な万能、というよりは「作劇上都合がよい」能力だよな。何でまたこの国のこの状況にリンクしたのかよく判らんが、その辺は次回以降明らかになるのだろうか。とりあえずギリシャ陣営、バカな男の、バカな男の浪花節は楽しかったですが。あっはっはガキ臭え。


ギリシャ側の二人がハサンにムハンマドと相手国っぽい名前なのでちと混乱した。あとその相手国、エジプトアフリカアラブ連合…ってものすげえ十把一絡げ扱いだな! バカが描いた世界地図みたいんなってんぞ!


ウエルベールの物語6話。雪の山荘で呉越同舟、そして明かされるあの夜の真実。ははあ、あのメガネは単なる変態王子じゃなくてシリアルキラーさんでしたか。自らの信念を揺るがされる話を聞かされ、それでも二人(とお供たち)を付け狙う騎士さんではあった…という。


追う者と追われる者、双方の強固な意思のぶつかりあい。この段階で安易に翻心させたりしないのは良。ガラハドの過去話は、彼の高い忠誠心を語るに十分なエピソードだった。こうなるとさて、現在のあの変態メガネはどういうこっちゃねん、てとこが焦点になるのでしょうかな。


冒頭の軍議シーン、「ガラハドは自由行動中なので我らに責任は無い」ってのは外交的に問題アリじゃねーか? そんな言い訳通せるかなあ。


銀魂56話。前回の続きでお通さんの一日局長の巻。「語尾にヘンな言葉付けなきゃ切腹」シバリの会話連続であってステキに鬱陶しい。このまま全編押し通したらどうしてやろうかと思った。途中で終わっちゃったので残念なようなホッとしたような。


真選組の無能を暴露するために婦女子誘拐を図る天狗党だが、うーむまあ、言ってる事ァ間違っちゃいない。お通さんの誘拐は確かに真選組の無能によるものに近いし。…とは言い条、ああいう「ギャグネタきっかけ」が話の根幹に関わってくるような展開はどんなもんかとは思うよ。この手のジャンルの登場人物にとってはどうしようもないもんな。


立てこもりに入ってからの沖田と土方の致死漫才はなかなか楽しい。この辺のギャグテンポは良かった。ただその、「近藤を斬れ!」と言われて結局斬ってなかったのにはフォローが欲しかったような。あれじゃ近藤さんのぶち上げたエエ演説が嘘っちくならんかな。