5の2/とらドラ

今日の5の2・11話。すっかり冬のさっびい話。うん、ワシの好きな季節だなあってそれはどうでもいい。いきなりおんなのこがおんなのこの服を脱がすの脱がさないの脱がすの、っちう話からツカミに入る態度はとても正しく思う。何だかんだでぱんちらもちちちらもしない態度はあまり嫌いではなく、そんなけ想像の余地があろうというものだああそういうものだ。…しかしこのアクシデンタル覗き行為はリョータさんに非は無いよなあ。南無。


あとはまあ、ちょっとエエ話とちょっとバカな話とちょっとテレる話で残り三本。将来のムコヨメであるお二人のおんぶエンディングもよろしいが、迷い込みの鴨をみんなでケアしようとして結局しない話のガキっぽい一生懸命さが好感ですね。アレはカルガモかな? まいいや。あと、閉鎖された冬のプール、という妙にリアルなディテイルが良かったです。ちょっと寒々しい感じまで良し。


とらドラ! 12話。文化祭編の中編。バカチンプロレスショーと大河父子のアレコレを平行して描くの巻。「みんな一生懸命」ではあるが、その一生懸命はたまに柔軟性を欠いていたり、するかもしれない。


虎子さんの父親に対して大きな敵愾心を表明するクシエダさんに、竜児さんはとまどう。さて、父子の関係はそんなに問題があるのか。竜児さんの大河父への共感が竜児さん自身に起因するものであるならば、普段の彼女からはちょっと意外なほどの反発を見せるクシエダさんの言動/行動の原因もそうなのだろうか。…とりあえずまあ、竜児さんはそこまで言うクシエダさんの理由も知っときたく思おうな。お互いアウトプットだけ見てたらなかなか理解は難しいよね、という。


はじめの頃はかなり抽象的なキャラだったが、最近は深化され気味なクシエダさんがキモですかね。未だ抽象度の高いメガネさんのエピソードはまだ先なのかな…って、ちょこちょこ伏線は出てきてるのだけれど。あとこの状況下で割と俯瞰気味な立ち位置であるカワシマさん。上手いこと…あるいはヘタなこと動いてくれたら状況は面白くなりそう。


メーンイベントのバカプロレスは作画がはっちゃけ気味でエエが、客席で大騒ぎしてる三十路センセが一番気合作画されてたのがなんか可笑しかった。エエなあ、あのヘンテコな腕振りのオバケの描き方。あと、アクション以外の芝居も細かかったりダイナミックだったりと、絵的な目の引きどころがけっこう多くて良かったな。