のだめ/アイマス/ヒロイック

のだめカンタービレ16話。千秋さんのオーケストラは順調に編成されつつあるが、一方のだめさんは順調に逃避中である。ハリセン中井先生との確執は解消されうるか否か。あと、何か知らんがサカリがつくイベントが二つも発生したので若いってええのう。


物語の流れを「色」という道具使って表現した前半は、アニメならではのヤリクチでヨロシね。みーんなピンク、のだめは灰色。んで、新たなカップル話が持ち上がったりとそれだけでも結構こまかしい人間関係なんだけど、この作品の場合さらに「音楽ラブ/人間ラブ」という二つのレイヤがあるのでややこしい。いくらでも展開のギミックを仕掛けられそうで楽しみであります。


オーボエさん相手ののだめ良妻モードがなかなかにキモくて良かったなあ。川澄さんも芸の幅が広いことである。あるいはこの作品で広がりつつあるのか。


アイドルマスター XENOGLOSSIA・7話。案の定失敗する敵組織の計画である。そらまあ、あんなけS度満載で勿体つけたらつけこまれますです。そして本編はというと、ハルカさんの過去のトラウマに絡めたスランプ話。ミサトさんの代わりにエヴァが直接迎えに来る、というすげえ絵でシメ。


当然ながらお嬢さん方の関係性を楽しむのが主眼の作品であり、その他の要素はそれを盛り立てるための付随物に過ぎない。けどまあ、ワタシの如くロボだメカだ言うてるようなバカはやっぱ、その付随物のほうが気になるわな。てことで、兵器セキュリティとか人員管理とか、そういう概念がほぼ存在しない救世組織ってのもキッツいな、と思いました。


ヒロイック・エイジ7話。ノドス2体という圧倒的危機から逃れ、心強き同朋が劇中初お目見え。この宇宙艦船のデザインと見せ方が実にSFゥ、な感じでワクワクものだったのだけれど、艦長のちちは輪をかけてワクワクものであってビックリした。「アレ」で我らがヒゲ艦長と同期なのか! すげえぜ未来の美容テク!


ちち艦長の男ッとこ前度はかなりのもので、アルゴたちの逃亡のため足止めになるヨ、とほぼ死地に赴くと同義のことをサラリと決定してしまう。もうちょっとヒゲ艦長と「同期の友情」的カラミを見たかったけれどな。残念。今後守り手のエイジさんが帰還するまでどうやって保たせるか、ってとこが焦点でしょうかな。


しかし青銅の蟲さんたちの、一度も役に立った事が無いバリアはかわいそうだと思った。いちいち展開しては直後に破砕、ほとんど繰り返しギャグの域である。あと、毎度ながら石川由依姫さんの「…エイジ…」は絶品でござる。元子役の女優さんですか。ほほう。