●結界師20話。烏森を我が物にせんとする謎の組織（テロップでも謎って出たよ）であるが、その監視者は特に直接対決もしないままワンマン社長に消されるのである。非情の組織という描写としては定番だろうが、こういうの見るたび「管理者としては無能だなあ」と思っちゃうよな。いや、そーゆー見方しちゃダメですね。
今までどちらかというと「良守さんのステップアップのためのギミック」的な役割が多かった時音さん、久々の手柄話。OPでも見せていた棒状結界の開眼である。それでも最後は良守さんの「自覚なき強者」なテイストで〆るんですけどね。あと、それらしい雰囲気で出動のジジババコンビも結局解説担当だけで終わっちゃったな。監視者がらみで一悶着でもあるかと期待したんだけど。
主にアクションを中心にダイナミックな作画でよろしおました。森の木々を螺旋状になぎ倒す絵はかなり大掛かりな感じが出てて「おお、これは強い敵なのだな」と思わせるに足る描写だったと思います。ま、それだけに監視者さんがアッサリ退場しちゃったのは拍子抜け気味でしたけどね。
