武装錬金/蒼天の拳/その他もろもろ

武装錬金23話。重い重い選択を背負わされたカズキと荒ぶり狂乱するヴィクターの脅威…は、ちょっと脇へ置いといて、カズキさんは最後の日常を満喫する。とことんまで屈託の無いエピソード群であり、それだけになかなか心に痛い雰囲気がいたします。


…とは思うけど、やっぱ緊急性や危機感が少な過ぎるような気はしたな。いやまあ、今回のカズキたちの日常風景は確かにかけがえなくてエエ溜めではあったと思うけど、カットバックでヴィクター戦の大量死を見せられると、ちょっとね。「白い核金ができるまで」というリミットがどうも都合良すぎるように見えてね。あと、もうちょっとだけ日常エピソードを煮詰めて純粋化して欲しかったけど、まあこれはワタシの好みってだけです。


そろそろクライマックス。どうやらヴィクターとの一騎撃ちがヤマだになりそうですな。楽しみに待ちます。


蒼天の拳20話。記憶を取り戻したい玉玲と、それを見守りつつ手を出せない拳志郎である。「自分自身で思い出して欲しい、今自分が教えても押し付けにしかならないから」ってのは判りやすい男論理でありますな。えーやんけ別に、今から新しい関係を築いてゆくのも素晴らしい事だぞ! あんまし北斗っぽくないけど。


全体的にウェットな演出の多い回だったが、如例な作画状況がかなり足を引っ張ってるなあ。てらそままさきの人が「ああ、こんな運命!」つって号泣しつつ振り返ったら、すんげえ「素」の顔。流石にこけた。アクションはともかく、お涙頂戴でこうなるとちょっと笑えないや。


…作画だけじゃなくて、例えば拳さんと玉玲の「ローマの休日」的デートシーンのBGMに、やたらに勇ましいマーチを流す演出とかもちょっと判らんかった。なんか意図はあったんだろうけど、ワタシ如きの思慮の外でありました。


●てことで今更も今更、銀魂を見始めることとする。実を言いますと過去放送分を補完中でありまして、なんか結構な勢いで見てるのでありまして、面白いなあ。まだ補完途中なんで本腰感想は次回以降にしよう。とりあえず雪野五月に「棒じゃありません穴です」とか言わせるのはとても怖かったです。あと、杉野昭夫さんも大変だなあと思った。


●昨日ののだめ感想、理事長が指してる人は千秋さんですよと指摘を受けました。まさにそのとおり、無意識に性別が同じ同士で括っちゃってました。疑問解消! ありがとうございます。