ギアス未だ補完されざる

●見逃した先週分ギアスのケツ部分を補完しようと思ってたんだけど未だ果たせず。独り言ですがアレですね、サンイラズさんはキビシイですね。色々とね。独り言ですけどね。感想サイトを巡ってなんとかスジだけは把握しました。実際見てみないと判らんとこも多いんだろうけどな。


●しかし谷口監督は毎度々々やりよんなあと思う。この人の作品って、多くの場合最初の取っ付きが悪いんだよね。あ、ワタシ個人の感覚なので一般性は無いと思いますが。つまりそのう、ぱっと見ィがものすごくあざといでしょ。チャラけた絵面だったりどっかで見たような設定だったり、そういった一般的な「敷居の低さ」がなんとなく、逆にちょっと引いちゃう要素になっているのよワタシには。ホラ、ひねくれオタだからワシ。


毎回の事だから慣れればよいと思うが、しかしこの人の場合、その「敷居の低さ」たる道具立てが毎回違うのよな。最後まで視聴した後に残る作品のテイストは紛れもなく「ああ、谷口作品だったなあ」であるのだけれど、その入り口部分の作風のバリエーションはかなり広いような気がしますねんね(まァ大概はSF話か)。だから、新作が出来るたびに戸惑ってしまう。うわー今度はこんな作品なのかーって思っちゃう。それもまた楽しいんですが。


十年一日でおーんなじような型抜き作品をポコポコ量産するような作家さんも嫌いじゃなくて、またその作品傾向がワタシ好みだったら更に好きなのではありますが、谷口さんのようなタイプは単純に大したもんだと思いますわね。俗な入り口でハードな展開、そして毎回別環境。あと、若本と白鳥と倉田。